私がランニングを始めたのは2012年。健康診断でメタボ予備軍だと言われたのがきっかけで、その年の夏頃から練習を始め、初のマラソン大会参加は11月の小江戸川越マラソンの10kmの部だった。私は学校に行っていたときは演劇部で、これは演じるのが好きだったというよりも、自分から人に話しかけられなかった性格の私が舞台に出て目立ってみたいと思ったのが入部のきっかけで、そこでやっていた柔軟体操以外は運動はしておらず、特にボールを使うスポーツは苦手だった。走ることだけは短距離・持久走とも平均より上で、中学生の時に電車通学を始めて以来早歩きを続けていた。鉄道で旅行するようになってからも30分~1時間位歩いたり、間にハイキングを織り交ぜたコースを楽しんでいたので、そういう意味でランニングに挑戦することには抵抗はなかった。とはいえ、走るフォームがなっていなかったから、3キロくらい走ったらヒザが痛くなったもので、自己流で練習を続けていたから、今でこそ散歩気分で走れる10キロの距離は、当時はとてつもなく長く感じたものだった。それでも1時間を少し切るタイムでゴールすることができた。

 それからハーフマラソンを経て、2015年2月にはフルマラソンの初レースを迎え、3時間52分でゴールすることができた。そして今でもフルマラソンに年に2回は参戦し続けている。

 ランニングを続けていて実感したことは、何も運動をしていなかった10年前に比べて格段に体力が向上したこと。今まで眠らせていた身体の感覚を覚まさせたといった感じである。それだけでなく、例えば女満別空港から3キロ近く走って石北本線の西女満別駅まで行き、秘境駅の雰囲気を味わって列車に乗り、網走駅に向かうといった、ランニングを織り交ぜて鉄道や飛行機の旅行を楽しめるようになったのが大きいような気がする。

 写真は、2018年10月に参加した東北みやぎ復興マラソンの看板です。