先月、家族旅行で北陸新幹線のE7系に乗ったとき、この写真のようなリクライニング可能な普通車の座席に座った。デフォルト時にはこの直角に近い座席は、1991年に東北・上越新幹線が東京駅に乗り入れた始めた頃にお目見えし、元々は3列側の座席が回転できなかった200系の座席を取り換えて、回転できるような仕様にするために直角に近い状態にしたのが始まりだった。この新しい200系の座席のデフォルト状態は、写真のE7系の座席以上に背もたれが前に寄っており、後ろから見ると前に少し傾いているように見えたことを記憶している。民営化して間もないころのJR東日本の新しい特急列車の座席は、251系のスーパービュー踊り子と253系の成田エクスプレスの普通車にあったようなリクライニングしない仕様で、鉄道ファンの間では国鉄時代の悪い体質を引きずっていると批判されていたようだった。

さらにさかのぼると思い起されるのは、国鉄時代の急行型や近郊型の車両にみられた、あの青地の正真正銘の直角のボックスシートだった。なので私も含めて多くの鉄道好きの間では、民営化の証は特急型車両の普通車のフリーストップ式リクライニング化で、実際に251系・253系の後は、在来の急行型気動車の普通車も含めてリクライニング化はほぼ達成された。これで急行列車以上の普通車は体質改善され、より快適に移動できるようになったと思ったものだった。

しかし、いいことずくめと思われるリクライニングも、お尻を座面と背面の割れ目の部分にしっかりと付け、腰の部分を背面にしっかりと付けて座らないと腰に悪いのではないかと、ランニングを始めるようになってから考えるようになった。そう考えると、急行型の直角座席も、良い姿勢を保つのに効果的だからアリかなと思ったりしました。(ただし座面に関しては国鉄形のものばバネがバリバリ感じられたのでXで、京急の新1000形のようなしっかりした座面が良いです)特にグリーン車では深く倒れる分、上半身を座席の背面で受け止める重さが増すので、中途半端に腰を浮かせた状態で座ってしまうと更に腰に負担がかかるので、ランナーの方が電車で会場まで移動する際、座面にお尻と背中をしっかりと付けて座るか、お尻だけを座面に付けて背中は浮かせた状態で座ることをお勧めしたい。

冗談ではあるが、JR東日本に今まで走っていた「水戸黄門漫遊マラソン」や「青梅マラソン」向けの臨時列車を毎年のように走らせるのであれば、ランナーに適した座席として、普通車は座面がしっかりしていてリクライニングはしない直角に近い座席で姿勢を良く保てるようにし、グリーン車は腰に負担がかからないようにフルフラットが可能な仕様にすれば腰の負担が減ってマラソン後の疲れを癒すのに効果的ではないかと考えてしまいました~。(ただし、新幹線のグランクラスの座席をフルフラットにできるようにしてほしいとは、現実的に思っています~)

あと、マラソン向けの臨時列車と言えば、YouTubeのスーツさんがアップしていた「青梅マラソン号」の動画を見て面白かったのは、使用した車両が廃車寸前の国鉄形の特急車両だったこともあって、車内はマラソンの参加者ではなく多くは鉄道ファンで占められていて、話題はマラソンのことではなくダイヤ改正のことばかりだったということです。私はこの列車に乗ったことも青梅マラソンに参加したこともないので何とも言えませんが、スーツさんが沿道に出て走っているランナーの応援をしていたのが微笑ましいと思いました。私だったら、半分は鉄道の話、半分はマラソンの話で車内を過ごしたいところですが、両方とも趣味にしている人はなかなかいないので、鉄道ファンの人を誘って鉄道の話題オンリーにしてマラソン本番の緊張感を和らげれ良いかなと思ったりしていました~。