満開の桜の下で。 | 今日の風に勇気をもらって

今日の風に勇気をもらって

ささやかな日常にもたくさんの幸せが隠されている。

一ヶ月ぶりのブログになりました。m(_ _)m

 

 

今年も嬉しくも切ない時期を迎えました。

多くの人たちが待ちわびた桜満開の季節です。

天気の良い週末には、桜の名所はありふれんばかりの人出で

大変な賑わいでしょう。

けれど、こんな賑やかな季節など早く去ってほしいと

秘かに願っている人もどこかでいるかもしれません。

…と、一年の中で最も華やぐ折角の季節に水をさすような事(^_^;)

 

 

福岡に住む友人からハガキが届きました。

亡き夫の命日に必ず届けてくれるハガキには、

温かくも忘れずにいてくれる深い想いが短い言葉の中に

たくさん込められていました。

 

 

この春先、突然歩くことが大変になってきた93歳の義母の介護が始まりました。

 

ひとり暮らしをなんとか続けていた義母でしたが、さすがの気丈な義母も

「なんでこんなんになってしまったんやろ」といつもの元気がありませんでした。

 

介護保険には近寄ろうともせず、もう少し様子を見るしかないと

遠くから見守っていたのですが、自治体への連絡・相談、認定調査員との面談、

福祉用具の手配など、初めはすること多すぎて、

もちろん仕事柄、手続きのやり方などは知っていました。けれど、

私自身が義母との関わりにどうしていいか戸惑ってしまいました。

 

加えて、整形外科や内科の受診もあります。

 

 

春の人事異動。どこの会社にもあることですが、私が働いているところでも

上司の移動があり、なに、これ!と全くふに落ちない移動に納得がいきませんでした。

暫くはざわつく職場内でした。

 

 

気持ちがざわざわと押し寄せてきたような時期が短期間にあったかせいか、

総合病院への受診をかかりつけ医から進められ、これは笑い話になるのですが、

まったく問題はなしと言われて、「安心」を手に入れたかっただけねと

朗らかな心でこれからいこうと思ったことでした。

 

 

近所を歩いていると、いろいろな春の風景に心は和んでいきます。

 

心配していた義母の介護も助けてくださる昔からの知り合いがいて、

私は私のできることをしていこうと思っています。

 

また、職場の上司問題も「なるようになる」といつものように誠実に

働いていれば、事務所内の風も穏やかになっていくのだろうと今は感じています。

 

 

 

 

お馴染みの春の小さな花たちが近所の土手に揃って顏出していました。

 

嬉しい季節です。けれど、ただひとつ。

今年は妙見のエドヒガンとオオシマザクラに会うことが出来ず、残念だなぁって。

けれど、きっと。

今年も変わらず見守っている里山人の眼差しの中、花を静かに咲かせているのだと思います。

「花は誰の評価も気にしない」という言葉が浮かんできました。

 

「私」は「私」の花を咲かせればそれで良いといつも思っています。

皆様も同じなんですね。^^

 

さて、もうひとつ。懐かしい人からのメールが届きました。

昨年、7月に訪ねた北の離島、礼文島から。

桜の時期は5月になってから。それから今はまだ、ウスユキソウも雪の下だそうです。

桜前線北上中です。さぁ、今から仕事!!