この日お世話になったのは、かずら橋から大歩危方面に車で5分ほど戻ったところにある「祖谷美人」さんというお宿。



全9室という小さなお宿で、全室温泉露天風呂つきのお部屋。
「渓流の隠れ宿」なんて呼ばれています。

もともとは祖谷溪道路の開通と同時にこの場所にできたおそば屋さん。
今も宿に併設して、おそば屋さんとしても営業されています。

ほら駐車場の看板も「渓流の隠れ宿」と「清流の蕎麦処」が併記されているでしょう。



まずは玄関前で記念撮影



中に入ると大きな囲炉裏のあるスペースが。



蛇の目のディスプレィがきれいですね。
伝統的な和の雰囲気に満たされた空間になっています。

一画にはお土産物の売店、そしてフロントカウンターが。



チェックインの時間が過ぎていたので、すぐにお部屋へと案内していただけることに。

まずはエレベーターで客室階に。



この表示を見ると、客室階は2階の1フロアのみで、先ほどのフロントは3階にあたるみたいです。

エレベーターを降りると自販機が置かれていました。



ビールもあります。
よしよし。

その先はちょっとしたラウンジスペース。



ラウンジソファに加えてネットPCが使えるデスクも用意されていました。

その先が一般客室に通じる廊下になっています。



廊下の手前、角の部屋は喫煙室。

ネットでは「ロビーが喫煙所になっていて、臭いが気になった」という口コミが何件かありました。
エレベーター前にかけられていたフロアマップでも「ロビー(喫煙所)」となっています。



気にはなっていたのですが、どうやら改善されたみたいですね。
独立した喫煙室になっており、滞在中に臭いが気になるということはありませんでした。

ただ、実際にここで喫煙された方がいらっしゃったのかどうかは分かりません。
(屋外においてある灰皿の前でたばこを吸ってらっしゃる方は見かけましたが)

一般客室は7室です。
僕たちのお部屋は奥から二つ目の「琵琶の滝」というお部屋。



和室10畳のシンプルなお部屋でした。

玄関スペースはこんな感じ。



踏込みの左側に洗面



そしてトイレがあります。



引き戸を開けると10畳の和室、広縁、そしてテラスといった間取り。



和室には座卓と座椅子が二脚、座椅子には肘掛けがセットになっていました。

床の間のAVラックの上には薄型TV、DVDプレイヤーもラックの中に入っています。
その横には空気清浄機が。

 



ちなみに部屋はオートロックで、鍵にはでこまわしの形をしたキーホルダーが付けられていました。

広縁にはマッサージチェア。



カウンターの上には湧水の入った水差しにポット、ティーバックのお茶が。

カウンターの下には冷蔵庫も入っていましたが、中身は空。
自販機で買った飲み物を冷やしておくくらいですかね。

使わない人も多いのでしょう。
案内してもらった仲居さんに「冷蔵庫を使いますか?」と聞かれました。
使わないときは電源を切っているみたいです。

テラス部分はお風呂でした。



檜の浴槽は架け流し。
ただ冷鉱泉なので、加熱しなければならず、ボタンを押すと20分だけお湯が出るという仕組みです。

シャワーも設置されており、ここで体も洗います。



ちなみにこのお宿には大浴場はありません。
お風呂はお部屋だけ。

だから、大人数で宿泊できる特別室にはお風呂も二つ付いているみたいです。

気になったのはテラスの外側。

前面サッシになっており、下半分はガラスの嵌め込み。
上半分は網戸になっています。
風や雨が入り込むときには巻き上げ式のビニールシートを引き出すという仕組みでした。

浴槽だけだったらこれでもいいのでしょうけれど、体もここで洗うことを考えると冬は寒くね?
昼間暖かいこの時期でも、朝夕は少し冷えるような気がしました。

まあ厳冬期には何か別の仕組みでもあるのでしょうね。

アメニティも一通りはそろっています。
何も持たずにきても困ることはないでしょう。

バスタオルやフェイスタオルのほかに、ボディタオルも用意されていましたよ。

 

 

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