ランチの後は一路大歩危峡へと向かいました。
阿波池田を過ぎてからは、吉野川沿いに国道をひた走ります。

途中、眠くなってきたのでコンビニで休憩。

おなかが膨れるとすぐに眠たくなっちゃうんですよね、最近は。
それも突然睡魔が襲ってくるものだから危なくって仕方がありません。
これも歳のせいなのでしょうか。

「食べすぎなんや!」とは連れ合いの弁。

ところで、今回の旅行で、ぜひ訪れたいと考えていた場所がありました。
それは「小歩危展望台」

吉野川沿いの小歩危駅や白川橋梁を上から見下ろすことのできる、知る人ぞ知る撮影スポット。
でもナビには出てこないんですよね。

そこでナビはJR小歩危駅にセットし、そこから先はJRの白川橋梁を目視で探しながら進んでいたのですが、結局わからずに通り過ぎてしまいました。

四国バスの白川口という停留所も目印に考えていたのですが、さすがに走る車の中からバス停を認識するのは無理があったみたいです。

後からストリートビューで確認したら「とびの巣峡」の案内板があるところで曲がればよかったみたい。
そういえばありました、そういう案内板。

あれが白川橋梁だったのか。
もっと事前にちゃんと調べて行けばよかった。

毎回何か後悔しています。
ホント、成長しない男ですねえ。

けっきょくそのまま大歩危峡へ。

たどり着いたのは「大歩危峡まんなか」



観光遊覧船の発着場にもなっているところです。
遊覧船は12年前にも乗ったので今回はパス。

駐車場から峡谷を見下ろすと、元気に鯉のぼりが泳いでいました。



これはこれで壮観です。

駐車場の端にはちょっとした展望台もありました。



ここから観た大歩危峡です。



新緑が映えますね。

展望台の横には大きな石碑が。



「岩に題す 天下第一 歩危の秋」

銘は新平と刻まれています。
これは明治時代の政治家、後藤新平の句。

逓信大臣当時に紅葉の大歩危を訪れ、その渓谷美に感動して詠んだそうです。
確かに、紅葉の季節はさぞかし見事なものなのでしょうね。
人も多そうだけど。

川上のほうを見ると、少し離れた場所に、ここと同じように崖に張り付いたような建物が見えました。



どうやらあれは道の駅みたいです。
すぐ近くなので、行ってみることにしましょう。



こちらにも駐車場に展望台が設置されています。



まずはここから、先ほどまでいた大歩危峡まんなか方面を。



アップで見てみると、ちょうど遊覧船が出発していくところでした。



ここは道の駅なのですが、妖怪屋敷なるものも併設しているようです。



こちらが妖怪屋敷の入り口。



ゲゲゲの鬼太郎でもお馴染みの子泣きジジイが出迎えてくれています。

入場料は大人700円。
僕たちは中に入りませんでしたが、妖怪と記念撮影ができるスポットがあったのでそこで一枚。



もちろん道の駅ですから、お土産を買ったり、食事もできるようです。



インフォメーションが「妖怪村役場」というのも面白いですね。

建物の外にも妖怪らしきものが。

こちらは「のかの池の竜神と乙姫」



これは「エンコ」



河童ですね。

実はこの妖怪屋敷、かの水木しげるさんが会長を勤めていた世界妖怪協会から「後世に遺す怪遺産」として認定を受けているのだとか。

なぜこんな所ににそんなものがと思うでしょう。
実は祖谷地方は多くの妖怪伝説が伝承されている、日本でも有数の妖怪の宝庫なのだそうです。

さきほどの子泣きジジイも、実は祖谷出身ですって。

なんてことを言っていたら、道の駅の方がやってきました。
「もうすぐ観光列車が通るので、皆さんで手を振っていただけませんか」だって。

なるほど。
テレビでよく見る、観光列車に手を振っている人はこうなふうに集められているのか。

峡谷沿いのテラスでしばらく待つと、やってきました。



「四国まんなか千年物語」という観光列車です。
三両編成でまん中がグリーン車両になっているのかな。



このあたりは徐行しているみたいですね。
乗客はさほど多くはなさそうでしたが、あちらからも手を振ってくれていました。



鉄撮りなんてしたことがありません。
出来上がりが下手くそなのは大目に見てやってください。

えっ、ほかの写真も下手くそだから気にならないって?
それは言いっこなしです。

 

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村