サービスエリアを出発して二つ目のトンネルが尼子山トンネル。



内壁がきれい補修されています。



昨年9月、車9台が絡む事故で火災が発生し、30台以上の車が焼けるという大事故がありました。
幸い亡くなった方はいらっしゃいませんでしたが、8人が重軽傷で搬送されたようです。

火災は40時間以上燃え続け、トンネルは大きな損傷を受けました。
その復旧工事のため、先ほど立ち寄った龍野西サービスエリアから赤穂インターまでの区間は12月まで三ヶ月以上にわたって通行止めになっていたんです。

当時はサービスエリアも被災車両置き場になっていたみたい。
皆さん、安全運転を心がけましょうね。

それはさておき

岡山ジャンクション手前で少し混雑しましたが、マスタード君は順調に進みます。



倉敷ジャンクションで山陽自動車道の倉敷早島支線へ。



早島インターから先は瀬戸中央道です。



おっ、山上に観覧車が見えてきました。
あれは確か鷲羽山ハイランドという遊園地。

 



昔、子供たちを連れて来たことがあります。
そのときは確か鷲羽ハイランドホテルというところに泊ったんだっけ。
もう名前は変わっちゃったみたいですけれど。

すぐ先の児島インターで高速を降りましょう。



向かうは鷲羽山展望台。

児島市街からボートレース場、漁港を過ぎて山道に入るとすぐに展望台への分岐点があります。

こちらが展望台の入り口です。



本来ならここに車を停めなきゃならないのですが、足の調子もあまり良くありません。
もう少し上の優先駐車場まで上がらせてもらうことにしました。



石段を登って展望台へ。
そこで目に飛び込んできた景色がこれです。



まさに絶景ですね。
夕日の名所でもあるそうですが、橋をきれいに観たいのであれば、順光となる午前中の比較的早いこの時間帯がベストだと思います。

今回はZ28-400を付けてきたんですよ。
トラベルレンズとしてのデビュー戦。

でもこういった眺望を目の当たりにすると、やはり広角端28mmは狭く感じてしまいます。
いきなりの苦戦となってしまいました。

でもテレ端に余裕があるから撮ることができるものもあるのは事実。

こうやって観ると、瀬戸大橋にはいろんな様式の橋がありますね。

一番本州側、下津井瀬戸大橋は立派な吊橋です。



これは広角端28mmで撮っています。

その先にはきれいな斜張橋があって、そこから与島までは上路式のトラス橋。



これは95mm、ここまでならZ24-120でも対応できます。
与島から先、坂出までは再び吊橋に。



これは220mm。

幸い早い時間帯だったおかげか、揺らぎもほとんどありません。
きれいにとることができました。
色ノリが悪いのはカスミのせいでしょう。

これらをまるで一本の橋のように眺めることができるのは瀬戸大橋ならでは。
しまなみ海道にもいろんな橋がありますが、基本的には島と島を結ぶ橋で、それぞれ独立していますから。

そしてこれらを同じ場所からレンズ交換なしで撮ることができる。
これは高倍率レンズならではですね。

ちなみにこちらは対岸四国側、坂出は番の州にあるLNG貯蔵施設を撮影したもの。



これで400mm。

比較的狭い海域とはいえ、瀬戸内海の対岸をこんなにはっきりと撮ることができるとは!
自分でもびっくりしました。
まさに究極のトラベルレンズという名にふさわしい。

一画にはこんな石碑が。



金門橋(サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ)と姉妹橋縁組した記念碑のようです。
昭和63年ということですから、全線開業したその年に調印されたのですね。

ここから一段上がるとそこも「観潮台」という展望所。



ここにも展望テラスが整備されていました。



そこから観た瀬戸大橋。



少し高くなっただけで、ずいぶんと視界が開けたような気がします。

あちらに見えるのはレストハウス。



そこに向かう途中にはこんなものも。



鷲羽山の魅力PRのために地元のNPO法人が2012年に製作したご当地ソング

「鷲羽旅情」
翌年にデュークエイセスがカバーしてCD化されたそうです。

スピーカーも内蔵されていて、ボタンを押すと曲が流れる仕組みになっていました。
ちなみに題字は、現職の倉敷市長である伊藤香織氏の筆によるものです。

さあレストハウスまでやってきました。。

下津井瀬戸大橋がすぐそこに。



斜張橋をバックに、釣り船を。



いやあ、のどかですねえ。

連れ合いはレストハウス前のテラスでジャンプしていました。



お疲れ様

 

 

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