Z28-400がやってきた翌日の土曜日、都市緑化植物園に行ってきました。

この週末は娘ちゃん2号のお引越しだったので、実際に撮影できたのは30分ほど。
気になっていた開放F8となる200mm以上を中心に撮ってみました。

背景との距離感によってはすこしうるさくなってしまいます。


カメラ  :NIKON Z8
レンズ  :NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR
絞り優先オート ISO100 f=200mm F/8-1/125”


場合によってはボケが同心円状に流れたように見えることも。


カメラ  :NIKON Z8
レンズ  :NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR
絞り優先オート ISO100 f=400mm F/8-1/160”


やはり高倍率ズームですから、こういった収差も出やすいのかもしれません。

ここで絞り値による変化を。
遊歩道沿いのツツジを撮影、背景の木漏れ日がどのようになるかを見てみました。
焦点距離はf=400mm、シャッタースピードがほぼ同じになるようにISO感度を変えています。

まずF8(開放)



F11(1段)



F16(2段)



F8では同心円状の収差によってボケが丸くなりません。

F11だとボケは小さくなりますが、ほぼ円形に。
収差もかなり抑えられていると思います。

F16まで絞ると、ボケはより小さくなり、よりはっきりとしてきます。
好みの問題だけど、少しうるさく感じるかもしれませんね。
また右下の丸ボケが、少し多角形になっているようにも見えるのも気になるところ。

これだけ見るとやはり1段は絞りたいですが、被写体や背景との距離感によってはそんなに気にならないことも。


カメラ  :NIKON Z8
レンズ  :NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR
絞り優先オート ISO100 f=400mm F/8-1/320”


ポジションを工夫すれば面白いボケ効果も得られます。


カメラ  :NIKON Z8
レンズ  :NIKKOR Z 28-400mm F4-8 VR
絞り優先オート ISO200 f=400mm F/8-1/100”


すこしクセがありますが、そこそこ使えるなというのが第一印象。

テレ側の開放ではやはり収差が大きいですが、1段絞り込むことで改善されます。
最初は玉ボケの作りにくいレンズだとは思いましたが、被写体や背景との距離感によって、いろんな表現ができる。
そういった意味でテクニカルなレンズなのかもしれません。

少し引いて撮れば、普通にきれいな写真が撮れます。
VRの利きも十分で、400mm手持ちでも不安は全くありませんでした。

いやいや、Sレンズを差し置いて、付けっぱなしになるんじゃないかと心配です。

 

 

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