さて、いい時間となってきました。
そろそろ昼食場所へと向かいましょう。

伊勢志摩スカイラインを鳥羽側に抜け、そのまま国道42号線を鳥羽駅方面へ。
駅の手前で側道に入り、向かった先がこちら。



鳥羽国際ホテル。
メインダイニングでランチを予約しているのです。

正面の駐車場に車を止めました。



後ろに見えているのはチャペルです。

このオーシャンウイングは開業60周年を記念したリニューアル工事の真っ最中で、中に入ることはできませんでした。

でもここは、海に突出した小さな岬の高台に位置しており、眺めは最高。



鳥羽マリンターミナルの向こうに鳥羽湾の島々や、安楽島地区のホテル街まで見渡すことができます。

昼食会場であるメインダイニングは、少し戻ったハーバーウイングで営業しているということなので、歩いてそちらへ向かいました。

海沿いの岩肌にへばりついたような立地のため、中はさほど広くはありません。



しかし老舗ホテルらしい落ち着いた内装が上品さを感じさせます。

ダイニングに向かう通路には皇族方が宿泊れたときの写真なども飾られていました。



食事までにはまだ少し時間があったので、海辺の遊歩道を散策してみることに。

遊歩道から見たハーバーウイングの全景です。



白亜の外壁がきれい。
いかにも海辺のリゾートという雰囲気です。

さらにその先には姉妹観である潮路亭が。



こちらは和風の温泉旅館です。

実はもう15年以上前、ここに宿泊したことがあります。
僕たち家族と僕の母、連れ合いの両親を伴って、総勢7名で伊勢志摩を旅行しました。
そのときの一泊目が潮路亭だったのです。

建物の外観などはそのときのままですが、確かこの芝生広場のような場所にはガーデンプールがありました。
どうやら改装して、温泉施設を作ったみたいですね。

またここにも来てみたいものです。

海辺の観光桟橋は昔のままでした。



さてそろそろ時間です。
ダイニングへと戻りましょう。

ダイニングはバンケットルームを利用して営業しているみたい。



さっそくテーブルへと案内されました。



軽い気持ちでランチコースを予約したのですが、なかなか本格的です。

僕たちが予約したのはマンスリーランチという一番安いコース。
一休から予約したので、ドリンクサービスがつきます。

僕は運転があるので、イセシマハニージンジャーエールなるものを。



伊勢志摩でとれた蜂蜜と、熊野市でしか収穫できない新姫という柑橘を使ったクラフトジンジャーエールです。
蜂蜜の甘さと柑橘がきいた、爽やかな味でした。

連れ合いは福和蔵の純米大吟醸。



聞いたことのない蔵元だったので理由を尋ねたら、何を選んでもいいと言われたので、一番高いものを選んだとのこと。

ランチコースの半分くらいの値段だったそうです。
太っ腹だね、鳥羽国際ホテルさん。

微発泡性らしく、プチプチとした口当たりが最高だったと言っていました。
うらやましい。

さて、肝心のお料理です。

まず前菜。



フリュイ・ド・メール、海の幸の盛合わせです。
マリネみたいな感じかな。

真ん中に置かれたイチゴのドレッシングにつけていただきます。
程よい酸味とイチゴの甘みが絶妙でした。

二品目はスープ。



伊勢海老のバスクスープです。
これはオプションで追加しました。

とても濃厚で美味しいスープです。
このホテルの名物メニューでもあるらしく、売店でも販売されていました。

お魚料理はカレイのムニエル。



グラノーラのようなものが添えられていて、なかなかユニークな食感です。
ソースはサンジェルマン。

いよいよメインのお肉料理です。



伊勢地鶏のパネグリエ、いわゆるパン粉焼ですね。

衣が薄く、パリパリです。
ジューシーなモモ肉がより美味しくいただけました。。
それにニンニクとオリーブが香るプロバンスソースが美味しい。

お皿には赤と黄色、二種類のソースも。
赤は梅肉、黄色はマスタード。
いやあどちらもこのお料理によく合います。

そしてデザート。



連れ合いのプレートにはメッセージが。



何でもアニバーサリープレートは無料だったらしく、自分の退職祝いで申し込んでいたそうです。
抜け目がありません。

あー美味しかった。



パンも食べ放題だったし、いいお酒も呑めたし、なかなかコスパのいいランチでした。
また利用したいですね。

それにしても思ったより時間がかかってしまいました。
食事だけでがっつり1時間以上。

予定を30分ほどオーバーしています。
先を急ぎましょう。

 

 

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