さて集落に戻ってきました。

しばらくは自転車で回っていましたが、写真を撮りながらというのはなかなかに面倒だということに気付きました。

そこでレンタサイクルは返却することに。
あまりにも早い返却に怪訝な顔をされてしまいましたが、集落内を移動するだけなら歩いても知れてますからね。

竹富観光センターでもらったMAPを手に歩き始めたのですが、これがなかなか上手くいきません。



だって昨日の記事でも書いたとおり、集落の家って全部土塀に赤瓦、石瓶で囲まれていてどれも同じに見えてしまうんですよ。



おまけに集落内の道は狭い上に曲がりくねっていますから、今時分がどこに居て、どこに向かって歩いているのかわからなくなってしまうのです。

だから、手当たり次第に写真を並べていきますね。
順不同です。



これは中筋井戸とと呼ばれる井戸跡。
1976年に石垣島から水道が通るようになるまでは、飲料水としても利用されてきた貴重な井戸です。

こちらは島唯一の学校。



児童23名、生徒15名の小中併置校です。
高校がないので、中学を卒業したらほぼ全員が島外へと出て行ってしまいます。
子供たちにとっては島内で過ごす最後の思い出の場所ということですね。

こんな建物も。



「竹富島まちなみ館」って書いてあります。
ビジターセンターかと思いましたが、どうやら地域の公民館のような施設みたい。

その前には神社が。



これは西塘御獄。
西塘様という島の守り神を祀っている神社です。

西塘様はその昔首里王朝に使えた役人で、八重山の頭になった方。
その功績を讃えた石碑が脇にありましたが、なんと書いてあるのかはさっぱりわかりませんでした。



こちらは崎山先生の顕彰碑。



崎山毅という「心から 竹富を愛し 竹富に尽くされた」方。
元八重山保険所の所長だった方で、竹富の医療に多大な貢献をされた方なのだとか。
竹富の言語や民間伝承なども調査されていたみたいですね。

ブーゲンビリアの生垣の前で1枚。



生垣からはニョロニョロみたいな植物が生えていました。



お店らしきところもたくさんありました。

ここは「ぱーらー」って書いてあります。



これは民宿かな。



クリスマスの飾り付けがかわいい。

そろそろお腹も減ってきました。
ここはおそば屋さんのようですね。



「やまもり食堂」さん。

中に入っていくと屋外席まで人でいっぱいでした。
お店の人に声をかけると「時間がかかる」とのこと。
あきらめましょう。

おっ、こちらにもお食事処が。



「お食事処 かにふ」さん。

こちらが入り口です。



新しそうなお店ですね、
エビフライを持ったシーサー君もいました。



実は竹富島、車海老の養殖が盛んな所なのです。
ぜひエビフライを食べてみたいと思っていたのですよ。
よし、ここにしましょう。

店内は広いフロアにテーブル席が並べられています。


画像はネットよりお借りしました

壁際にはカウンター席もあり、かなり広い。
席数が多いので、待つこともなく入ることができました。

竹富島の飲食店は小さいお店がほとんどなので、お昼時になると、どこもすぐ満席。
そういったときに重宝しそうなお店ですね。

これが僕が頼んだエビフライセット。



大きなエビフライが3本。
さくさくでとっても美味しかったですよ。

後で調べたら、ここが武富観光センターの経営するレストランなのだそうです。
ううん、やるな竹富観光センター。

さあお腹も一杯になったことだし、石垣島に戻りましょうか。

ツアーのバスは行きしかありません。
帰りは港行きの巡回バスを利用することになるのですが、集落からは歩いても10分程度。
腹ごなしをかねて、歩くことにしました。

道路沿いの街路樹も独特です。



南の島って感じ。

道沿いには牛が飼われていました。



これは水牛ではないようです。


こちらには仔牛も。



港の手前にはこんな小屋がありました。



これはフナヤー(船屋)。
かつてはここで船待ちをしていたそうです。

こちらが現在の待合所。



「てぇどぅん かりゆし館」ビジターセンター兼ねた施設のようですね。
ちなみに「てぇどぅん」というのはこの地方の方言で竹富を表すことばなのだとか。

 

 

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