梅の花は散ってしまっていましたが、その代わりに菜の花がきれいでした。





これは森の木の枝ででも作った犬かな。



今まさに獲物に襲い掛からんとするような臨場感が感じられます。

小さな展望台があったので上ってみました。



これは香雲台展望台。
みかへり坂の名付け親である徳川頼倫が、その景観を気に入ったという場所です。

ここから見た景色がこちら。



のどかな風景ですね。

こちら側は海まで見渡すことができます。



展望台から少し先には南部梅林 梅公園という場所があります。



この公園は、梅林の中で唯一観賞用の梅が植えられているところ。
こちらはまだまだ見ごろのようです。





イベント会場にもなっているみたいで、この日も猿回しの公演がありました。



これが遊歩道の一番高いところからの眺めです。



梅公園越しに水平線がきれいに見えていました。
時期がよければさぞみごとなのでしょうね。

さてそろそろ戻りましょう。



連れ合いもご機嫌です。

観光協会近くの神社の脇にはこんな石碑が。



「内中源蔵翁」、「梅の先覚者」とも彫られています。

もともとこの地方は海のすぐ近くまで山が迫り、開墾する平地がほとんどありませんでした。
そこに江戸時代、田辺城主(後の紀伊田辺藩)として入封してきた紀州藩家老の安藤家が、梅の栽培を奨励したことがきっかけなのでそうです。

内中源蔵という方は江戸末期から昭和初期にかけてこの地域の梅栽培を発展させてきた方。
それまで近隣の業者へ依頼していた梅干の加工を農家自らが行なうようにして収入を増加させるなど、いわば現在の梅システムの原型を作った方でもあるみたいですね。

観光協会近くの売店で、お土産用の梅干も購入しました。
すっぱさを押さえた蜂蜜梅干です。

さあ、そろそろ白浜へと向かいましょうか。

 

 

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