それでは少しお宿をご紹介しましょう。

遠音近音は江戸時代に創業された「籠藤(かごとう)」という旅籠をリニューアルした温泉旅館。
当時は十辺舎一句や井伏鱒二、シーボルトなども宿泊した記録があるのだそうです。

こちらが館内案内図。



5階建てだというのに全17室という贅沢な造りになっています。
全室オーシャンビューで、温泉露天風呂がついているというのは昨日も書いた通り。

一階の玄関部分が旅籠だったころの建物をそのままリニューアルした部分ですね。



灯がともるといい雰囲気になってきました。
玄関横の看板もほら、こんな感じです。



玄関を入ると土間になっていて、その先にホールが。


この写真は遠音近音HPよりお借りしました

土間から一段上がってホールになっていますが、ここは土足のまま上がってくださいとのこと。

ここにはいろんなオブジェなども置かれています。



GoogleMapでは、この建物は「Art Gallery」となっていました。

まさにギャラリーという雰囲気。

ちょっとしたラウンジスペースも用意されています。



レトロな雰囲気がいいですね。

古民家だけあって天井も高い。



これは当時のままなのでしょう。
歴史を感じさせます。


レンタサイクルを置いているスペースもありました。



こちらは「坐忘(ざぼう)」というリクラゼーションルーム。



奥にある赤いチェアは、座るだけで岩盤浴の効果が得られるのですって。

渡り廊下を通って宿泊棟に入ると、まず目に飛び込んでくるのがこのロビー。



正面の窓からは弁天島が目の前に。
對潮楼にも劣らない見事な景色です。



こんなものも展示されていました。



ダイキャストのワタリガニ。

「世界に一つだけの蟹」だって。

福山の精密鋳造メーカーであるキャステムで作ってもらったそうです。
この会社、業界では有名なところで、僕も以前、仕事上のお付き合いがありました。
こんなこともやっていたのですね。

ロビーの一画にある売店。



オリジナル商品などもたくさんあります。
連れ合いはいろんなものを買い込んでいました。

ロビーの横は海沿いにダイニングとなっており、室外のデッキテラスに出ることもできます。



ここでドリンクをいただくこともできるのですが、この日は風も強く、寒かったので誰もいません。

テラスの端には階段があって、ここから護岸に出ることもできました。



そこから見た遠音近音の宿泊棟です。



ここは鞆の浦第1駐車場の横。



仙酔島への渡船乗り場もすぐそこです。



この堤防の先に雁木が見えるでしょう。
ここに平成いろは丸が係留されるのですよ。

 

 

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