まずは「常夜灯」や「いろは丸展示館」、国の重要文化財である「太田家住宅」など、鞆の浦を代表するスポットが集まる鞆港へと向かいましょう。

宿からすぐ近くには、鞆の浦の玄関口になる鞆バスの停留所が。



このバス停、面白いですね。



まるで猫が背伸びをしているかのようなデザインになっています。

このすぐ先がもう港の堤防、ここから常夜灯方面をまずは一枚。



岸壁が階段状になっているのがここからでもよく分かります。

これは雁木(がんぎ)と言って、潮の干満によって水面の高さが変わっても、船との間に板を掛け渡して荷物の積み下ろしができるように工夫されたもの。

他所でも見かけたことはありますが、こんな港全体に施されている大規模なものは初めてです。

この係船柱も珍しい。



こんな石でできたものなんて見たことがありません。
こういったところに歴史を感じます。
足なんかのっけたらバチが当たりそうですね。

近くにはこんなものも。



これは力石ですね。
昔は港湾作業者たちがこれを持ち上げて、力を競っていたそうです。


一つ150~200kgもあるそうで、僕にはとても持てそうにはありません。
「鞆ノ津の力石」といって、福山市の重要民俗文化財に指定されています。

常夜灯には海沿いには行くことができず、いったん路地を入っていかなくてはなりません。



所々にこのような道しるべも設置されていました。

こちらには小さな祠が。



氏神様の祠。
町内ごとに、このようにしてお祀りしているみたいですね。

さあて、ようやく常夜灯に到着しました。



手前にある、この白壁の土蔵のような建物はいろは丸展示館。



いろは丸というのは坂本竜馬が海援隊で運行していた船です。
紀州藩の軍艦と衝突し、鞆沖で沈没してしまいました。

いろは丸展示館には、引き揚げられた遺品や実物の70%のジオラマの他、坂本竜馬に関する資料なども展示されているそうです。

横にはカフェも。



こちらはタルト屋さん。



なかなかそそられる看板ですね。



「雲ンブラン」だって、美味しそう。

でも肝心のいろは丸展示館はというと



コロナの感染拡大防止のため「当面の間 土日祭日のみの開館」なんですと。

全国旅行支援って平日の旅行を推奨していたんじゃなかったっけ。
支援額も平日のほうが多いし。

だからわざわざ平日を絡めたっていうのに、これじゃあ何のために来たのか分かりません。
このあたりがお上と現場との意識の差っていうことなのかなあ。

ちなみに近くにある太田家住宅も開館日は同様に土日祭日のみ。
とほほ…

仕方がないので記念撮影だけしておきます。


 

 

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