さあ景観も堪能したので、少し早いですけれどお宿へ向かうことにしました。
この日お世話になったのは「三国観光ホテル」さんです。
三国の町を見下ろす高台に建つ昔ながらの観光ホテル。
隣にあるこの建物は「みくに龍翔館」。
明治時代にエッセルさんが設計した小学校を模した建物で、その堂々としたたたずまいは三国のランドマークとも言えるでしょう。
三国の文化遺産を一堂に集めた博物館だそうですが、残念ながら今はリニューアル改修工事のため休館しています。
向かいには成田山新勝寺の福井別院もありました。
おそらくここが三国観光の中心なのでしょうね。
このホテルも三国を代表するホテルなのだと思います。
ロビーは天井も高く開放感がありますね。
真ん中のひときわ目立つ大きな人形は、平成30年の三国祭りで使われた奉納山車の山車人形。
歌舞伎の連獅子のうち、子獅子をモチーフにしているそうです。
三国祭りというのは北陸三大祭の一つ。
毎年5月には各地区の奉納山車が町を巡行します。
このような大きな人形を山車に乗せているのが特徴ですね。
ちなみにこの人形は毎年作り変えられているのだとか。
残念ながら今年はコロナの影響で規模も縮小され、奉納山車の巡行も中止されたそうです。
いちおう記念写真も撮っときました。
人と比べるとどれだけ大きいかがわかるでしょう。
ロビーの奥にはこんなものも。
さすがは越前カニの町です。
被り物もありましたが、この時期は誰も被っていませんでした。
正直これはちょっとNGかな?
子ども連れの方も多いですからね、子どもはどうしてもこういうものに触りたがります。
撤去したほうがいいと思うのですが…
淡路島にあるうずの丘でも、玉ねぎの被り物が用意されていましたが、コロナ禍になってからは撤去されています。
入館時の検温や、手を触れるところには消毒液が置かれているなど、他の対策がきちんとしているだけに残念でした。
逆にマニュアル通りにしかできていないというイメージになってしまします。