次は雄島へ。



ここは地元では神の島と崇められています。
島へとつながる赤い橋が印象的ですね。



橋を渡って行くと岩肌の柱状節理が良く見えます。
約1,300万年前の火山活動により噴出したマグマが冷え固まってできた島なんだとか。


東尋坊は輝安山岩でしたが、こちらは流紋岩、岩の表面にマグマが流動しながら冷え固まる時にできる縞模様があるのが特徴だそうです。

本土と島の間は小さな海峡のようになっていて、おまけに岩礁で水深も浅くなっているものだから波が立ちやすいようですね。



面白いことに橋をはさんで両側から波が押し寄せているようにも見えました。
ちょうど橋のあたりで二つの波がぶつかり、水しぶきを上げています。

この波を利用してサーフィンをしている人もいました。



危なくないのかなあ?

橋を渡り終わると大きな石の鳥居が。



大湊神社と書かれていますね。
ここは飛鳥時代に建てられたと伝わる古社。

祭神である安島浦三保大明神は異国の軍船を霊験で退治したと伝えられています。
また北前船による交易が盛んだった時代には海上守護の神として崇められていたのだとか。

鳥居の横にはこんなものも。



記念碑としか書かれていないので、何の記念碑なのかわかりません。

重油流出事故で大問題となったナホトカ号の船首が漂着したのがこの辺りだということですから、その記念碑なのかもしれませんね。

島を一周することもできたのですが、そこまでの体力はなく、ここで引き返すことにしました。

さてこのあとは越前松島へ。
近くにある越前水族館の無料駐車場に車を停めて歩いて向かいます。



中央の看板があるところを左に入ればすぐです。
歩いても5分かかりません。


この奥にも民宿の有料駐車場があるようですが、この時期水族館もガラガラなので、そちらに停めさせてもらうことにしました。

しばらく松林の散策道を行くと石の鳥居の向こうに岩礁とそれの結ぶ遊歩道が見えてきました。



どうやら洞穴の中に観音様などを祀っているようですね。



通りがかりの地元のオバちゃん、「ご利益がある…かもしれんよ」とのこと。

こちらが観音様をお祭りしている聖穴(ひじりあな)。



こちらの遊歩道は通行できないみたいですね。



と見ている間に



大きな波で水しぶきが。

タイミングを見計らって先に進むと、今度は弁財天/不動明王を祀った観音堂が。



この先にも遊歩道は続いていましたが、残念ながら波で冠水して進むことができません。
ここで引き返すことにしました。

 

 

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