「皇太子殿下行啓記念碑」の隣は酒屋さん。
店先には黒い郵便ポストが設置されていました。
説明文によると明治初期に郵便制度が開始された当時のポストのレプリカみたい。
もちろん現役のポストで投函すればちゃんと届くそうですよ。
この先には少し変わった建物が。
壁面に「脇町立図書館」の文字が浮き出しています。
通路を挟んだ反対側にはこちらの建物。
こちらは「農業倉庫」?
どうやらもともと倉庫だった建物をリノベーションして図書館として利用していたみたいです。
少し前までは美馬市立脇町図書館として利用されていましたが、今は別の場所に移転してしまいました。
農業倉庫の壁面にはこんな看板が。
ここが入口のようです。
中に入ると。
あったあった、ありました。
「模型」って書いてあったけど、そのまんまやん。
特に解説のようなものは見当たりませんでした。
ただ置いてあるという感じです。
もう一つ、入口付近に置かれていたのがこちら。
これは「落久保の屋台」と呼ばれるもの。
地元神社のお祭りで使われる山車のようなものです。
装飾が見事ですね。
これも藍商人の財力によるものなのでしょう。
こちらにはかなり色あせていましたが、いちおう説明パネルが用意されていました。
倉庫脇は通路になっていて、奥には小さな広場。
そこには「うだつ稲荷神社」なるものが。
そしておしゃれなオフィススペースも。
ひっきりなしに電話がかかってきている様子。
どうやらここはコールセンターのようです。
入口には「TELECOMEDIA」のロゴが。
東京に本社がある、コールセンターのアウトソーシングを請け負っている会社です。
どうやら徳島県が地方創生の一環として誘致したみたい。
そういえば徳島県は遠隔テレワークやワーケーションにも積極的でしたね。
この一画の裏手にはこのような建物がありました。
これは「たおか」という料亭。
国の重要有形文化財にも登録されているそうです。
このまま裏通りを東に進むと川沿いに出ました。
これは吉野川の支流大谷川です。
川向こうに見える一風変わった建物は。
脇町劇場「オデオン座」
昭和9年に建てられた芝居小屋/映画館です。
実はこの建物、1995年に閉館し、取り壊される予定だったのですよ。
しかし山田洋二監督、西田敏行主演の喜劇映画「虹をつかむ男」の舞台となったことから一躍注目を集め、町指定の文化財として修復され、一般公開されるようになったのだとか。
なかなか味のある建物です。