この記事は2022年8月10日~12日にかけて、連れ合いと出かけた夏旅行の記録です。
奈良県の十津川村から三重県の東紀州、南伊勢を巡る2泊3日の旅でした。
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部屋に戻るとまずはお風呂。
露天に浸かりながら夜空を見上げるも、どうやら空全体が雲に覆われている様子で何も見えません。
しかたがない、星景はあきらめるか。
冷蔵庫に残っていた缶ビールを飲み干して、さっさと眠ることにしましょう。
早朝に期待を寄せていましたが、こちらもだめ。
ついてないなあ。
それでも時間とともに青空が見えてくるようになってきました。
ウッドテラスから山をみると、ちょうど雲が尾根を乗り越えてくるところ。
アップで撮るとこんな感じ。
動きが遅いので流れている感じがしませんね。
残念なことに、こんな状況は想定していなかったので、今回はNDフィルターも持ってきていません。
こういうところなんだろうな、ツメが甘いというのは。
そろそろいい時間になってきたので、まずは大浴場で汗を流します。
そしてそのまま朝食へ。
朝食は「馳走庵」でブッフェスタイルでした。
オープンとほぼ同時に入ったのでまだほとんど人はいません。
僕はとりあえず和食メインで。
お魚はヤマメの干物。
ヤマメの干物って珍しいなあ、あまり他所では見かけませんね。
贅沢だなあ。
ご飯は卵かけご飯でいただきました。
こちらは連れ合いのプレートです。
うどんにスクランブルエッグにソーセージ。
う~ん、これは和風か洋風かどちらなんだろう?
「多国籍料理や!」とのことです。
そうこうするうち、会場には続々と人が集まってきました。
食べ物のところには人が集中しているようだったので、この後はコーヒーと牛乳を飲んで引き上げることに。
ちょうどバスがやってきたので、いいタイミングでそれに乗って部屋まで戻ることができました。
僕たちはこの日、海岸線の展望台をいくつか巡って鳥羽まで行くつもりです。
下道をずっと走っていくのでけっこう時間がかかりそう。
部屋へ戻るとすぐにチェックアウトの準備に取り掛かりました。
8時半くらいに迎えに来てもらいチェックアウト。
売店でしばらくお土産を物色した後、9時には熊野倶楽部を後にしました。
そうそう、チェックインのときに連れ合いが万歩計を預かっていたようです。
チェックアウト時に10,000歩を越えていると何かプレゼントをもらえるのですって。
気になって歩数を確認したら。
なんとちょうど10,000歩!
聞けば少し足りなかったから手で振って調整したそうです。
いくらなんでもこれでは怪しまれるだろうということで、さらに少し上乗せしてチェックアウトへ。
もらったのは売店で使える¥500の金券。
15,000歩を越えるとまた別の物がもらえたそうです。
もうちょっと上乗せしとけばよかったかな?
連れ合いは金券を使って職場へのお土産を買っていました。
それにしてもユニークなお宿でしたね。
中核的交流施設なんていうからもっと公共施設っぽいところかと心配していました。
でもそんなことはありません。
立派なリゾートホテルです。
なにより食事がいいですね。
美味しいだけではなく、この地域の食材を楽しめます。
夕食をいただいた割烹「穀雨」で使用する食材は、実に85%が東紀州地域で仕入れたものだそうです。
食べているだけで地域の振興に貢献しているってことですよね。
お部屋も過ごしやすかった。
木を基調にした造りは、派手さはないけれど落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごすことができました。
気になったのはアクティビティですね。
いろんなものが用意されているみたいなんだけど、あまり皆さん参加されていないみたい。
工房を使った体験プログラムも中止されているみたいだし。
マイクロバスの運転手さんから聞いたところでは、熊野古道関係以外はあまり人が集まらないそうです。
子供が楽しめる場所が少ないのが原因じゃないかと言っていました。