部屋の露天でまったりしているうちに、夕食の時間となりました。
夕食は母屋にあるお食事処でいただきます。
完全個室になっているので落ち着いていただくことができました。
「味もさることながら量がすごい!」と聞いてはいたのですが、すでにテーブルの上には所狭しと料理が並べられています。
このお刺身、これが2人前ですよ。
これだけでおなかいっぱいになってしまいそうです。
珍しいものもありました。
これは酒肴の一つなんですが、何か分かりますか?
「亀の手」という貝の一種です。
波打ち際の岩礁のスキマにへばりついているのを見たことがある方もいらしゃるんじゃないでしょうか。
僕も見たことはありましたが、食べるのは初めて。
意外と、と言ったら失礼かもしれませんが、おいしかったです。歯ごたえもいいですね。
癖になりそうな味でした。
さてここからがさらにすごいのです。
まずは伊勢海老の活造り。
1人に1尾まるまる出てきます。
かしらの部分は翌朝のお味噌汁に入れてくれました。
ここでサプライズ、巨大岩牡蠣が出てきました。
これはお品書きには載っていません。
初回宿泊者へのサービスだそうです。
殻にタグがついているのなんてはじめて。
これは的矢湾の畔蛸町の「あだこの岩牡蠣」。
三重県ブランドとしても認定されているそうですよ。
すごくクリーミーでした。苦味もまったくありません。
ちなみにタグの色で生産者が認識されているのだそうです。
椀物は鱧のおすましでした。
伊勢海老の黄金焼。
こちらは半身です。
付け合わせがいかにも家庭料理って感じですね。
鮑の残酷焼です。
ステーキも選べたのですが、ステーキは昨夜いただいたので残酷焼にしました。
んまいっす。
いやあお酒も進みますね。
まだまだ続きますよ。
穴子の柳川鍋。
伊勢牛の一口ステーキ。
この辺りから二人とも無口になってきました。
この後も岩魚の塩焼き、海老の天麩羅と続くのですが、もう写真も撮っていません。
〆は女将特製の「うにご飯」だったのですが、さすがに食べきれず。
おにぎりにしてもらって夜食でいただくことにしました。
でもデザートはなぜだか食べられちゃうんですよね。
チーズケーキに冷えた果物です。
いや、ご馳走様でした。
噂に違わぬ豪華食材のオンパレード。
量も半端ありませんでした。