この日のお世話になるのは、志摩市相差町にある星海幽月 夢遊華さんというお宿。
ご主人が現役の漁師、女将さんが海女さんという料理自慢のお宿です。
しかしナビにも出てこないし、住所を入力しても道のないところに目的地が表示されるだけなので、たどり着くのに苦労しました。
母屋は厨房と食事処になっておおり、チェックインは客室で行ないます。
客室は3棟に分かれており全9室、全室露天風呂つきです。
僕たちは雲の棟の「絹雲」というお部屋でした。
部屋に入ると土間のような玄関スペースが。
ここに冷蔵庫と洗面があります。
上がり框の先は板の間でそこに茶器棚とウォーターサーバが置かれていました。
その奥がトイレです。
トイレと洗面の場所が離れているのは少し使いづらい気がしないでもありません。
中に入ると12畳の和室。
当初和室としか記載がなかったので布団敷きだと思っていたのですがすが、部屋にはベッドが2台設置されていました。
海側に開けたテラスがあり、そこに露天風呂もありました。
口コミなどでは「完全に露天で屋根もないので雨に日には入れない」という書き込みもありました。
でも、ちゃんと屋根付きで雨戸なども設置されており、、風雨は強かったのですが、十分お湯を楽しむことができましたよ。
あとで聞くと、この部屋はリニューアルされたばかりで、初めてベッドを設置したお部屋だとのこと。
宿泊するのも僕たちが初めてだったのだそうです。
どうりで露天風呂の檜もいい香りをしていました。ラッキー!
ちなみにテラスからの眺望がこちら。
確かにオーシャンビューです。
でも前にある建物の屋根が邪魔になって海岸線は見えません。
まあ仕方がないか。
しばらくお部屋で休憩した後は、女将さんお勧めの断崖を見学に。
なんでもサスペンスドラマのクライマックスで船越英一郎が立っていそうな場所なのだとか。
アジサイの咲く小路を進みます。
奥に見えている瓦屋根は大浴場のある建屋ですね。
そこを過ぎると、すぐに断崖に出ることができました。
確かにサスペンスドラマに出てきそうな場所です。
柵もないので本当に怖かったあ。
でも残念ながら船越英一郎はいません。
しかし夏だというのに、この天候のせいで、まるで冬の海のような景色ですね。
反対側は海水浴場になっているのですが、テトラポットに打ち付ける波も半端ありませんでした。