「しおまち唐琴通り」の続きです。
通りを進んでいくと、高台に上がる石段がありました。
石段の脇にはかわいらしい赤ポストの置物が。
丘の上には小さな祠。
金比羅神社とあったので、どうやら琴平神宮の末社のようですね。
ここからだと街並みがよくわかります。
奥に見えるのは本蓮寺の三重塔。
この寺は日蓮宗の古刹で、江戸時代には朝鮮通信使の宿泊場所としても利用されていたそうです。
国の重要文化財に指定されているんですよ。
高台を下りてしばらく進むと岸壁にたどり着きました。
どうやらここが終点のようですね。
ここからは海沿いに戻っていきましょう。
ここが牛窓漁港。
いかにも漁港町といった風情ですね。
さて高台を回ってすっ飛ばした「しおまち唐琴通り」に戻ります。
これは空き家管理会?
やはり古い町並みを残そうとすると空き家の管理も重要ですからね。
どこもこれで苦労されているようです。
ここは御茶屋跡、明治初期に立てられたモダンな和風建築です。
ここも朝鮮通信使の歓待場所だったのだとか。
今はカフェ&ギャラリーとして営業しているようです。
今度は立派なレンガ造りの洋館が。
こちらは中国銀行の旧牛窓支店。
大正時代に建てられたもので、昭和55年まで使用されていました。
支店は町の中心部へ移転してしまいましたが、ここは資料館として活用されているようです。
内部もほぼ当時のまま保存されていました。
これも国の重要文化財です。
さて海遊文化館前まで戻ってきました。
どうやら市街を一回りしてきたようです。
いや、思っていた以上にコンパクトな町でした。