まちなみ館の前には青い看板を下げてお店がありました。
坂道のお菓子屋さん「坂利太(サリータ)」さんです。
ここはきらきら坂にあった「さくらぐみ」がプロデュースするナポリ菓子のお店。
「サリータ」というのはイタリア語で坂という意味だそうです。
店内にはアラゴスタという、あまり他所では見かけないお菓子が並んでいました。
アラゴスタとは伊勢海老の尻尾という意味なんですって。
僕たちも店先のメニューボードに描かれていたアラゴスタに入ったソフトクリームなるものを買ってみました。
これがね、けっこう美味しいんですよ。
ソフトクリームも濃厚だし、アラゴスタの食感もいい。
ここのお菓子はレアシュガーを使っているらしいのですが、そのせいかな?
ちなみにソフトクリームも地元赤穂産の牛乳で作っているようです。
ぶらぶら歩いて見ると、坂利太さんのように古民家をリノベーションしたお店もけっこうあるようです。
まずは「暖木」さん。「のんき」と読むようです。
お店の前にメニューボードが置いてありました。
なかなか心惹かれるメニューですね、体にも優しそうですね。
特に出汁巻玉子のわさびマヨサンド、名前を聞いただけでもよだれが出てきちゃいます。
なんでもここは自家栽培の素材を使ったお店。
まだお昼にはなっていませんでしたが、すでに何組かのお客さんが入っていました。
人気店のようです。
白壁に青い扉の、他とは趣の異なるこちらのお店は「紡木(つむぎ)」さん。
雑貨屋さんということでしたが、セレクトショップのような感じでした。
作家さん手作りの一品ものなども扱ってらっしゃる様子。
こちらは先ほどの暖木さんの姉妹店なのだそうです。
暖木さんの姉妹店というともう一軒。
昨日も掲載したこの写真。
左手前にあるBAR BERという看板のかかったお店は理髪店じゃないんですよ。
「のんきピクニック」という暖木さん三軒目の姉妹店なんです。
ピクニックという名前の通り、お弁当もって出かけましょというのがコンセプトたしく、手作りのおにぎりやサンドウィッチのテイクアウト専門店。
ただイートインスペースも用にされているようなので、店内で食事されている方もいらっしゃるようでした。
僕も最初は全く気付かなかったんですよ。
何でみんな散髪屋をのぞいているんだろうって思っていました。
そうしたら連れ合いが「ここ、カフェやで」と。
その他にも「しあわせなより道」という名前のカフェ。
ここはまだ開店していなかったようです。
そして坂越大道の千種川からの入り口だった木戸門跡近くにある雑貨屋「Cotton」さん。
こちらは少し年配の方向けの商品を扱ってらっしゃるようですね。
見ている間にも年配の観光客らしい方たちが何組か入っていかれました。
こちらの建物は今まさにリノベーションの真っ最中といったところでしょうか。
さて一通り坂越大道を見て回った後は坂越浦の海岸へ。
正面に見えるのは家島、左手にあるのは坂越浦を守るように横たわる生島。
この生島は、神域として人の立入が禁じられていたために古代の森がそのまま残っており、国の天然記念物にも指定されているそうです。
こちらは坂越浦漁港。
生島が波の緩衝となるため、北前船も寄稿しやすかったのでしょうね。
堤防の先では地元の方らしい人たちが釣りをしながら参照している姿も。
のどかですねえ。
島に見える鳥居は坂越の氏神である大避神社のものだそうです。
さて、そろそろお腹も空いてきました。
ランチにしましょうか。