龍野西SAを出発し、さらに西へ車を進めます。
岡山JCT、倉敷JCTを経て下りたのは早川IC。

そのまま下道を走ること約15分、ようやく到着しました。



倉敷市立美術館の横にある市営中央駐車場。
まだ時間が早いのでほとんど車も停まっていません。



隣接する観光バス専用駐車場もほら、ガラガラです。



目的はもちろん倉敷美観地区。



ここから歩いてすぐの交差点を渡ればもう美観地区の入り口です。



いきなり白壁土蔵なまこ壁の建物が並んでいますね。

こちらは倉敷帆布の総本店だそう。



セール中ですって。
帆布といえば京都の一澤帆布のバッグをいくつか持っていますが、こちらも気になります。
でも残念ながらまだ開店前、時間があれば後で立ち寄ってみることにしましょう。

美観地区といえば倉敷川畔の景観が有名ですが、そこに向かうまでにも、いかにもな建物が並んでいます。



川畔に到着しました。
まずは今橋で紅葉をバックに記念撮影。



後ろの建物は倉敷紡績の創業者一族である大原家の邸宅だったところです。

その隣には色鮮やかなお屋敷が。



これは有隣荘、ここも大原家の別邸だったのだとか。
大正末期に当時の皇太子(昭和天皇)が倉敷を訪れた際、ここに宿泊されたのだそうです。

こちらはエル・グレコという喫茶店。



日本最初の西洋美術館として有名な大原美術館に隣接しています。
情報誌などでは必ず紹介される有名店ですね。
もともとは倉敷紡績の事務所だったところに、当時の社長だった大原総一郎という方が、美術館鑑賞の余韻を楽しむ場所として開設しました。

肝心の大原美術館なのですが、まだ開館前だというのに大勢の方が列を作って順番待ちをされていて、写真を撮ることは控えることにしました。

川畔にはこれも立派な建物が並んでいます。



こちらの建物は鶴形という料理旅館。



280年近い歴史を持つ、倉敷で一番古くからある旅館なのだそうです。

さあてそろそろ中心部に近づいてきましたよ。