またまた横道にそれてしまいました。

旅行記を続けましょう。

 

さていよいよお待ちかねの夕食。
メインダイニング ラメールでいただきます。



ここはホテルの最上階、この奥にラウンジや展望台があるのです。

入り口で部屋番号を告げるとすぐにテーブルに案内してくれました。



英虞湾が見える海辺のテーブル。
まだ時間が早いのでまぶしいくらいですね。

僕達がいただくのは海のフレンチ"トラディッション"というコース。
こちらがそのメニューです。



左下にあるサインは、志摩観光ホテルの総料理長である樋口宏江さんのもの。
サミットを統括した女性シェフとしてTV番組でも取り上げられ、すっかり有名になっちゃいました。

ワインにはあまり詳しくないので、コースに合わせてベアリングしていただくことに。

まずはアミューズブーシェ。



鹿肉と季節の野菜のカクテル。
こちらはシャンパンと一緒にいただきます。



ジビエなのに全く癖のない美味しいお肉でした。

一緒に出されたこちらはいわゆる箸休め。



野菜に自家製味噌で作ったディップをつけていただきます。
お味噌がとっても濃厚だったなあ。

さてコースの始まりです。

まずはうにボンファム。



おっと、すこしピントがずれちゃいました。
それだけ食べるのに夢中だったということでしょう。
上にのせられているのはキャビアです。

こちらにペアリングされたのはなんと日本酒。



名張の蔵元、福持酒造さんの特別純米酒「天下錦」です。
生酒ではなく火入れ酒。
すっきりとしていて呑みやすいんだけど、なんだろう?
深い余韻があるというのかな。
おっしゃていたように、「うに」によく合うお酒でした。

さて次はさっそくメインの一つ、鮑ステーキ、ブールノワゼットソースです。



柔らかいながらも適度な弾力があり、なおかつスッと噛み切れる。
鮑ステーキはいろんなところでいただきましたが、やはりここが一番。
それに焦がしバターの香りがなんともいえませんね。

あわせていただいたのはシャトー カルボニュー ブラン。



ボルドーの白ワインです。
ソヴィニヨンブランとセミヨンのブレンドワインだそうで、辛味もなくすっきり爽やかというイメージでした。
いくらでも飲めそうです。