昼食のあとは大王埼にやってきました。
ここも二回目、もう10年ぶりくらいです。
初めてのときはよくわからなかったので、誘い込まれるままに波切漁協の駐車場に車を停めましたが、今回は一番奥、渡辺真珠店さんの駐車場へ。
ここは駐車場を出るとそこはすぐ海。
灯台に一番近い駐車場です。
岩肌に沿って造られた細い路地を登っていきます。
上にはとたんで作ったようなアーケードがかけられており、お店がたくさん。
閉まっているお店は増えたようだけど。
ショーウインドーのディスプレイも年季が入っていますね。
この看板、昔も見たような気がします。
そうこうするうちに坂を上りきりました。
ここは灯台の前にある大王埼公園。
さあ、灯台に登りましょう。
とおもったら門扉が閉じられています。
そこにはこんな貼紙が。
ありゃあ~、こんなところまでコロナの影響が。
考えてみれば、灯台内部はとっても狭く、密になりやすいところですね。
それはしかたがない。
でも坂を上る前に教えてほしかったなあ。
とりあえず間近で灯台の写真だけは撮っておきましょう。
ここにいても仕方がないので、灯台の展望所でもある八幡さん公園に移動しましょう。
公園は阪をちょうど半分くらい下りたところ、「はまぐちパール」さんの前にある階段を登っていきます。
ここは昔、九鬼水軍のお城があったところらしいですね。
階段を登りきるとさほど広くはありませんが、平らな広場が。
小さなお社と東屋、そしてなぜか絵描きの銅像があります。
調べてみると、多くの画家がこの場所で多くの絵を残したことから、大王埼は「絵描きの町」
と呼ばれているみたいですね。
お社の横にはこんな歌碑も。
黒田淑子さん?
こちらは岐阜出身の歌人。
地元で観光ガイドの会長をされている方が、大王埼には句碑/歌碑の類がないことから、自ら建立されたのだとか。
歌詞にある「二つの灘」とは大王埼の沖でぶつかる遠州灘と熊野灘のことで、この地も人と人が交わる地となって賑わってほしいという思いが込められていると伊勢新聞で読みました。
とにかくこの公園からは灯台がよく見えます。
観光ポスターや絵葉書などでもここからの景観がよく使われているので、見覚えのある方も少なくないのでは。