まずは飲み物を。
僕は運転があるので鳴門オレンジのジュースをいただくことにしました。



前菜は香草入りフリッタータ、ようはハーブが入ったオムレツですね。



卵もハーブも自家製なんだとか。
カリッカリに焦がしたベーコンも香ばしい。

お次はサラダ。



そえられているハムは猪肉。
でも猪肉特有の癖もなく、とっても美味しかったですよ。

パスタはトマトとバジルのマルタリアーティ。



平たく伸ばした麺という説明でしたがなんだかラビオリの皮みたいな形をしています。
後で調べたらラビオリの型抜きをした残りの生地をちぎって使うものなのだとか。
なるほど。

メインは蛸のアッフォガード



蛸の蒸し煮だそうです。
柔らかくて歯ごたえもある。
蛸が新鮮だからできる料理なんでしょうね。

最後はデザートにババロア、そしてクッキーとエスプレッソで〆ました。



いやあ満足です。
こんなところ(失礼!)でこんなに美味しいイタリアンが食べられるなんて思ってみませんでした。

でも、一番驚いたのは、お水が美味しいこと。


【⑦ 2067】

イタリアンらしく炭酸水を出していただけるのですが、なんとも言えない味わいでした。
思わずお代わりしちゃいましたよ。

食事の後にはご主人が出てこられてしばらくお話をうかがいました。
ほぼ食材は自給自足されているのだとか。

野菜は自家菜園で、鶏も敷地の一画で平飼いされていました。
サラダに入っていた猪肉も、罠猟の資格を取得し、自ら仕掛けた罠で捕獲した猪なのだそうです。

お水についても尋ねてみたら、この地区で名水と呼ばれる湧き水を、山奥の源泉まで汲みに行かれているとのこと。
そりゃ美味しいはずですね。
正直なところ、炭酸を加えているとはいえ、ただの(失礼!)水でこんなに美味しいと感じたのは生まれて初めてのことです。

もともとは芦屋でお店を出されていたそうですが、こちらに移った理由を聞くと、「芦屋でこんな食材は手に入りませんからね」と笑っておっしゃっていました。

久しぶりにいいお店を見つけた気分です。
最後は店の前で奥さんに写真を撮ってもらって帰路につきました。

【⑧ 2069】

本当はあまり人に教えたくはないのですけれど、このコロナ禍でずいぶんとご苦労された様子。
ご興味のある方はぜひ訪れてみてください。
予約は必須です。

Osteria della Capanna(オステリア デッラ カパンナ)
兵庫県淡路市佐野235
090-9257-9949

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久しぶりのお出かけでした。
およそ半年振りかな?
二日目の天候には恵まれませんでしたが、食事には恵まれた旅になったと思います。

ホテルニューアワジ系列の宿はよく利用するのですが、食事に関しては洲本ではなく、南あわじの別館 浜離宮やプラザ淡路島の方が上だと思っていました。
今回、天原でいただいた料理はこれを覆すものです。

最後に訪れたOsteria della Capannaさんもそう、ぜひ再訪したいリストランテであることに間違いありません。
ただ思ったのは、このようにまだ知らないお店がもっとたくさんあるんじゃないかということ。

もう淡路島にはほぼ行きつくした、なんて思っていましたが、なんおなんの、まだまだ知らない魅力がたくさんありそうです。
これもまたパソナ効果なのかな?
だとしたらパソナにも感謝ですね。

実は5月から減量を始めていたのですが、この旅行ですっかり元に戻ってしまいました。
今後も7月、8月には旅行の予定を入れています。
当分体重は戻りそうにありません。