「あわじ花の歳時記園」には北淡から県道で山へ向かいます。


実はここを訪れるのは初めて。
県道沿いにあるというから安心していたのですが…

初めは2車線だった道路がすぐに車線が無くなり対面通行に、そしてどんどん道は細くなっていき、ついには普通車だとすれ違えないような細さになっていきました。
すれ違い用の路側帯もありません。

対向車が来たらどうすんだ?
って思っていたら来るんですよね、対向車が。



さいわい農作業の軽トラだったので、お互いギリギリまで路肩に寄せてなんとか行き違えましたけども、路肩も田んぼの畦なので、ギリギリまで寄せることもかなわず、本当にヒヤヒヤしました。

これで県道?まさに嫌道です。

田園地帯を抜けると少し道幅も広くなり、登りの山道となってきました。
案内板も見えて、ようやく到着。



と思った矢先、ここで最後の難関が待ち受けていたんです。


GoogleMapストリートビューより

なんとここを入っていかなければなりません。


折れ曲がりに近い急なカーブ、おまけにかなりきつい傾斜が付いていて、車高の低い車だったら絶対下コスッてますよ。

崖側にガードレールもついていないので怖い怖い。



本当にこれ車道か?。
こんな道をしばらく走ると、ようやく少しひらけた場所に出ました。



ここがゲートでおじさんにきっちり入場料¥500也を徴収されます。
駐車場はさらに奥。



こちらはそれなりに整備されているようでした。

すでに何組かの先客が来ている様子です。
あの道で鉢合わせなくて良かったよ。
どう考えてもすれ違えないし、あそこをバックで戻る勇気もありません。

でもアジサイ園は見ごたえがありました。
山間のくぼ地になったところ一面にアジサイが咲いています。



遊歩道も整備されていて、アジサイの中をのんびりと散策してきました。



遊歩道を登っていくと、小さなカフェが。



なにも頼まなくても休憩させてくれるようなのですが、のども乾いていたので「ごちそうジュース」なる物をいただくことにしました。



僕は鳴門オレンジのスカッシュを、連れ合いは紫蘇のジュースを注文。



汗をかいた後問いこともあって、美味しかったなあ。
付け合せに出てきたオレンジの皮を使ったピールも最高!
庭で採れたビワも「味見して」といって持ってきてくれました。

この店のテラスからは先ほど上ってきた遊歩道が一望できます。



遠くに海も見えるんですよ。



本当にいいところでした。
またぜひ来たいものです、あの道さえなければ…