双極性障害Ⅱ型という病気 | 「素顔のままで」ニコのひとりごと

「素顔のままで」ニコのひとりごと

パパは慢性肝炎、ニコは双極性障害の治療中。息子(30)と子宮頸がんワクチン副反応と闘う娘(28)は治療を続けながらも無事結婚したよ❤️そして愛犬のそら(4歳♀)当たり前じゃない今の生活、1日1日を楽しく笑顔で過ごしています❣️思考が10代で止まっているニコのひとりごと

2004年ちょうどこのブログを始めた頃
ニコは涙が止まらなくなり
心療内科で「うつ病」と診断されました。

それから10年間パキシル(抗うつ剤)を
飲みながら仕事と家事を
なんとか頑張ってきました。

2014年
近所のホームドクター(内科医)に
そろそろ抗うつ剤はやめた方がいいと
言ってもらえて
パキシル服用を中止する。

その頃から体から怠重く
PMSもひどくなっていきました。
(離脱症状だったのかもしれません)

血液検査で「鉄欠乏性貧血」と言われたのは
パキシル服用を中止して3ヶ月後のこと。
それからは鉄剤を服用

パキシルをやめてから
PMSの症状が毎月はっきり出るように・・・
「命の母ホワイト」を服用しながら
2年間我慢してがんばったけど
2016年
婦人科でパキシルを処方されてしまうことに。

それから新しい心療内科にかかると
「身体表現性障害」と言われ
パキシルCRを処方される。
3ヶ月くらい通いましたが
医師への不信感がつのり転院

現在の心療内科へ
そこで初めて
「双極性障害II型」と診断されました。

前の職場での行動で思い当たることが
あり、納得はしたものの
それでも、いまだにこの病気のことを
理解できずにいます。

本を読んでも
頭に入ってこず
今の自分の症状もこれといって
問題があるとは思えなくて・・・

でも、ある双極性障害II型の方のブログを
読み進めていたら
だんだんわかってきました。

抗うつ剤を服用中のニコは
ボランティア活動をしたり
油絵を描いたり
とにかく積極的に行動していました。

それが、今はなぜか描く気力もなく
何かを始めたいと全然思えない。

よくよく考えたら
躁状態を抑えているからだろうな〜って。

大丈夫だろうか、、、
少し心配になるけど
今、症状が落ち着いているのは
いいことなんだと思えるように。

あと
この病気と気長に付き合うためには
ストレスのない程度に仕事をして
ぼちぼちマイペースで過ごす
それが一番いいということ。
無理しなくていいんだと
気づかせてもらえて
ホッとした。

ちょうど先日、上司と同僚に病気のことを話した。治療中とは言っていたけど病名は伝えてなかったので。
今後どうなるかはわからない。
月曜からみんなの態度が変わったら
嫌だけど、、、

でも、今の仕事がキツイから、これ以上
無理をしないために勇気を出して
言うことができてよかった。


少し前、映画をいつも観に行く友達に
うちに遊びに来る
野良猫てつおの話をしたら
ニコの病気を知っていた彼女は
「そういう病気の人って、やっぱり野良猫に餌をあげたりするんだ〜ハトに餌をあげたりする人と一緒だね」って・・・
ショックだった。
(だから最近会っていない)

この病気は理解されにくい。

軽い躁状態とうつ状態が繰り返しおこる。

薬で躁状態が落ち着いているから
鬱々過ごすことも多いけど
仕事はなんとかできる。
ただうつ症状のせいで
健常者のようにテキパキは無理。
それだけのこと。

今、ひどかったPMSも
漢方薬で落ち着いています。
(更年期障害治療薬でもあるらしい)

この病気「双極性障害II型」が
同僚や友達
誰にでも理解してもらえる
そんな社会になるといいな。