映画試写会「くちづけ」 | 「素顔のままで」ニコのひとりごと

「素顔のままで」ニコのひとりごと

パパは慢性肝炎、ニコは双極性障害の治療中(減薬し始めました❣️)息子(31)と子宮頸がんワクチン副反応と闘う娘(28)は治療を続けながらも無事結婚したよ❤️そして愛犬のそら(4歳♀)当たり前じゃない今の生活、1日1日を楽しく笑顔で過ごしています❣️

最近パパの試写会当選率が高くて(笑)
毎月当たってない?

普段の私なら、たぶん見ない映画かもしれないけど
先月の「舟を編む」が面白かったので
今回も食わず嫌いをやめて
月曜日見に行ってきました。

普通ならすぐに感想を書くのだけれど
なんかね、テーマが重すぎて
どう書けばいいか考えちゃって。

知的障がいのお子さんを一人で抱えた家族の話
ホームに頼れるのはきっと一部の方にすぎないだろうし
現実はもっと厳しいのかもしれない。

その家族が病に倒れた時
子どもの行く末を心配し
子どもを守るためにはどうしたらいいか
愛しすぎた故に起こされる事件

だからね
つらかったの。
涙なしでは見られません。

昨年解散した劇団
東京セレソンデラックス
舞台が映画化されたものらしいです。
舞台俳優さんだからかな?
宅間さんの演じるうーやんに見始めた当初は違和感を感じてしまった。
舞台ならきっともっとよかっただろうなぁって。
ただ私は知的障がいの方が身近にいるわけではないのでよくわかりません。今までボランティアをした時には、うーやんタイプの方に出会わなくて。
でも見ているうちに可愛いなぁって
引き込まれていきました。

貫地谷しほりさん
今回初主演映画だって!ほぼすっぴんで障がい者の演技はすごく自然でよかった!

竹中直人さん
さすがですね~存在感は半端ない!
どんな役でも安心して見ていられる役者さん。

この映画は政治家の方や
地方自治に関わる方々に見てもらいたいですね。

犯罪者、ホームレスにならざるを得ない
一人ぼっちの知的障がい者さんが
もしいるならば
政府がなんとかしてくれないと!
税金の使い道
健常者目線じゃなくて
もっといろんな声を聞いて欲しい。

そんな風に見終わった後感じる映画です。

私はうつ病が治ったら福祉ボランティアになりたい!と思って勉強もしたけど
まだまだ闘病中。
以前同じ病気の友達に
「申請すれば自立支援手帳もらえるよ」
って言われた。
抗うつ剤薬飲み始めて9年だもんね。
たぶんそんなに簡単にはもらえるわけないだろうけど。医療費助成が受けられるらしい。

私はまだ働けるから
まだ普通の生活送れるから。
家族のためにもまだ頑張らなくちゃいけないから。

あらためて
障がい者に優しくない国の現実を
感じて凹んだ映画でした。

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