友達の紹介でさっそく購入
忙しくてなかなか読めなかったけど
今朝、一気に読みました。
ショックというか、とても大切な事なのに
今まで私たちは目をそらして
過ごしてきたんだと、あらためて気づかされ
「と場」と呼ばれる食肉解体場で働かれてみえる方々への
敬意と感謝の気持ちでいっぱいになりました。
当たり前のようにスーパーに並べられている
豚肉と牛肉。せめて残さずに食べてあげないとね。
人間の差別に対しても話されていて、こどもには少し難しいかな?
とも思える部分もあるけど、
でも文章はとても丁寧にわかりやすく書かれていました。
やっぱり一番読んでもらいたいところは
今の子たちが使う言葉で言うと「ちょっとグロい」けど
でも牛さんや豚さんが私たちの口に入るまでの流れを
知ってもらうために「と場」での処理の場面かな。
衝撃的ではあるけれど
こどもたちに是非読んで欲しいと思いました。
それと・・・薬や食品添加物、シャンプー、目薬などなど
新しい製品開発のために、失われる命があります。
動物実験に使われるサル
(動物園のサル山から間引きされるなんて・・・)
愛護センターに収容された犬たち。特に人慣れした犬は
あつかいやすいから動物実験に利用されるって。
人間は自分たちが生きていくために
多くの動物たちの命を犠牲にしています。
人の命だけじゃなく、たくさんの命にもっと感謝しないとね。
とても考えさせられる一冊です。