いのちの食べかた・・・・森達也・著 | 「素顔のままで」ニコのひとりごと

「素顔のままで」ニコのひとりごと

パパは慢性肝炎、ニコは双極性障害の治療中(減薬し始めました❣️)息子(30)と子宮頸がんワクチン副反応と闘う娘(28)は治療を続けながらも無事結婚したよ❤️そして愛犬のそら(4歳♀)当たり前じゃない今の生活、1日1日を楽しく笑顔で過ごしています❣️

友達の紹介でさっそく購入

忙しくてなかなか読めなかったけど

今朝、一気に読みました。


ショックというか、とても大切な事なのに

今まで私たちは目をそらして

過ごしてきたんだと、あらためて気づかされ

「と場」と呼ばれる食肉解体場で働かれてみえる方々への

敬意と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

当たり前のようにスーパーに並べられている

豚肉と牛肉。せめて残さずに食べてあげないとね。


人間の差別に対しても話されていて、こどもには少し難しいかな?

とも思える部分もあるけど、

でも文章はとても丁寧にわかりやすく書かれていました。


やっぱり一番読んでもらいたいところは

今の子たちが使う言葉で言うと「ちょっとグロい」けど

でも牛さんや豚さんが私たちの口に入るまでの流れを

知ってもらうために「と場」での処理の場面かな。

衝撃的ではあるけれど

こどもたちに是非読んで欲しいと思いました。


それと・・・薬や食品添加物、シャンプー、目薬などなど

新しい製品開発のために、失われる命があります。

動物実験に使われるサル

(動物園のサル山から間引きされるなんて・・・)

愛護センターに収容された犬たち。特に人慣れした犬は

あつかいやすいから動物実験に利用されるって。

人間は自分たちが生きていくために

多くの動物たちの命を犠牲にしています。

人の命だけじゃなく、たくさんの命にもっと感謝しないとね。

とても考えさせられる一冊です。