私は子供の頃からいろんな動物に囲まれて過ごしてきた!
と言っても過言ではない。(ムツゴロウさんまでとは言わないよ)
物心つくまえからイヌを飼っていたし(兄と私各一匹ずつ白と茶色の子犬)
記憶に残る前に二匹とも盗まれてしまったらしいけど。
次ぎもイヌ。(白くて中型犬だったことしか覚えがない)これも盗まれる。
その後はセキセイインコ、文鳥他100羽以上、父お手製の
大きな物置小屋を六つか八つに仕切っていろんな種類の
鳥を飼っていた記憶がほんの少しある。
その後突然いなくなったから
母に「鳥たちはどこへいっちゃったの?」と聞くと
「台風の時に小屋が倒れて全部逃げちゃったよ。」って・・・
そんなバカな、って思いながらも信じていたんだけれど
最近久しぶりに同じ質問をしてみたところ
母がポロっと「お父さんがね友達にあげちゃったの」だって。
「やっぱり~おかしいと思ったんだよね。あれだけおおきな小屋が倒れて
一羽の小鳥もいなくなるなんてさ・・・」
ニヤっと笑う私。
母は「あっ!しまった」って顔をしていた。
凝り性の父は鳥を集めたのはいいけれど
世話をしきれなくなって友達に配って歩いたのかも。
その後は再びセキセイインコ2羽。私の小鳥はピー子。
これは私が雛から育てた。とっても大事にしていたのにある日
足下をちょろちょろしているピー子を私が踏んづけてしまった。
ショックだった。
思い浮かべるとアニメみたいな影像だけど
子供心ながらに当時は初めて死というものに直面して
本当に悲しかった。
他の小動物は近くに広い公園があったので
とりほうだい?いやいや兄の友達と混じって虫かご片手に
いっぱい捕まえた。ある時は蛇(これは兄担当)だったり
私はトカゲが大好きだったから手製の虫かごにウジャウジャと
数え切れないトカゲを飼って喜んでいた。(変な女の子だった?)
でもある日よその家の庭にトカゲを追いかけて入ったとき
(そんなことはしょっちゅうだったけどね、昔だから・・)
草むらに潜んでいるトカゲを発見!捕まえようと寝そべったら
目の前にトカゲがいてパクッって私の指を噛んだの!!
「きゃぁ~!」ってそれっきりトカゲ捕りはやめました。
しばらくして父が友達から雑種(マルチーズ)のイヌをもらってきた。
それはなぜか「ラン」と名付けられ
私にはちっともなつかない雄犬だった。
母から離そうとしようものなら噛みつかれたからね。
母が父の耳かきをしているだけでも
父に噛みついて怒る始末。相当のバカイヌだ。
ある日学校から帰ると母が
「ランが家出したよ、仕事から帰ってきたらいなかったの」って。
突然いなくなってしまったのでそれはそれで寂しかった。
数年後かわいい子犬の柴犬がやってきた。
名前は「愛(アイ)」
相変わらず母にはすぐなつくが、私がいくら散歩に連れていっても
母にはかなわなかった。でも私にとって一番の親友となった犬だった。
アイの話はこの日記のずいぶん前にも書いたことがあったけど
私が肝炎に感染して入院し、無事退院したのを
確認するかのように私が家に戻ってきて静養し始めた時に
死んでしまった。
それまで約7年間くらいかな。
本当によく一緒にボ~ッと日向ぼっこに付き合ってくれました。
猫の額ほどの小さな庭だけど玄関先で私とアイが
毎日しゃがんで座っていたあの頃がとっても懐かしく思い出されます。
今は慌ただしくてなかなかボ~ッとする時間がないのが悲しいけれど
またいつかきっとかわいいワンコと小さな庭でボ~ッと日向ぼっこしたいな。
先週もペットショップで白の日本スピッツを抱いて離さない私。
パパは最終手段で「お母さんに電話していいって言われたらね!!」と言って
逃げていってしまった。案の定母の答えは「なに考えてるのあんたは。絶対ダメ~!」
渋々店員さんに子犬をお返ししました。
抱っこ券があるからこうなるんだ!!
でも動物は癒されるからほしいな~。
ずるがしこいパパ?は「犬は僕の治療がもう少し安定したらね。」と
戻ってきてからつぶやいた。しかたがないよね。あと少しの我慢がまん。