私の心の葛藤 | 「素顔のままで」ニコのひとりごと

「素顔のままで」ニコのひとりごと

パパは慢性肝炎、ニコは双極性障害の治療中(減薬し始めました❣️)息子(30)と子宮頸がんワクチン副反応と闘う娘(28)は治療を続けながらも無事結婚したよ❤️そして愛犬のそら(4歳♀)当たり前じゃない今の生活、1日1日を楽しく笑顔で過ごしています❣️

母のやさしさが信じられない時がある。

相変わらず毎日かかってくる電話

日曜日の朝も電話が鳴る。

「もしもし、おはよう。どお調子は、まだえらいの?」

「おはよう、うん、まだしんどいからこの調子だと明日は仕事無理だわ」

「え~っ!!また仕事休む気なの?そんなに風邪ひどいぃ?(ちょっと疑う声)」

(昨日の電話で会話もできなかった状態だって知っているくせに・・・)

「だから窓口でお客さんとしゃべれないでしょ~こんな咳じゃぁ。

おまけに肋骨まで痛いんだから」

すぐイライラしてそっけなく言う私。

母は「そう、しかたがないわね~。じゃぁしっかり休んで早く治しなさいよ!」

そう言って電話を切る。


夕方夕食のおかずを持って来てくれる母。

外でパパと近所の子供たちが遊んでいたため

家の前に止まった母の車のまわりに子供たちが一斉に集まってきたらしい。

「まるでどこかの国みたいだったよ(笑)大勢の子供たちが取り囲むから

車から降りられなかった。○○くん(パパ)におかず渡して帰ってきたから

あんたに会えなかったけど大丈夫?

何か他に欲しいものがあったら遠慮せずに言いなさいよ。」

って後から電話。

泣けてきた。

 

いつも私の心の中で母親に対しての良い自分と悪い自分が闘っている。

このままの私でいいのに、態度ひとつひとつに罪悪感を感じたり

母に対しては嫌悪感、疑心感。

一番信頼できて一番傷つけたくない人で、とても大切な人なんだけど・・・

 

今日GW明け久しぶりのカウンセリングだった。

号泣していた。

パパの病気がよくなってスポーツ解禁になったのはいいけれど

両親が怒るのがわかっているからどうしたらいいかわからない。

私はパパにスポーツをやって欲しい。

そうは言ってもその後どうなるかは医師にだってわからない。

心理士曰く

「病気にいい事を考えて生活することは大切だよね。

ず~っと病気にいい生活を送るってことも間違っていない。

でもその人生を生きているのはご主人だよね。

それでご主人はいいのかな?その後の事は誰もわからない。

もしまた悪くなって入院するかもしれないし、両親に援助を頼まなくては

ならないかもしれない。

でも今を生きているのはあなた達なのだから

夫婦で考えて決めてもいいんじゃないかな。

その判断をまだあなた達が決める権利はあると思うよ。

今はまだ夫婦でちゃんと生活しているんだからね。」

 

そうはっきりと私の背中を押してくれた。

スポーツしているパパが大好きだった。

私はいつも勝利の女神じゃなかったけど

ベンチ脇でチョコンと座って応援しているのが常だったし。

それがようやくまた復活することで私は本当に嬉しかったんだよ。

 

すぐには心から喜べなかったのは母に怒られる、恐い。それが頭にあったから・・・

でももう迷うことはないよね。

これから一生懸命働いてお金も貯めて

2人で頑張って病気と闘いながら今の生活を維持していけばいいんだから。

そう思うことで少し吹っ切れた。

しばらくは両親のお小言を聞くことになると思うけど

私さえしっかりしていればどってことないよ。

そう自分に言い聞かせている。