【薬を勧めない薬剤師の健康情報】

ゲームは麻薬

 

ゲームをプレイしたときの脳内のドーパミン放出量は

コカインや覚醒剤が投与されたときの

ドーパミン放出量に匹敵します

 

ドーパミンは気持ちいいと感じる脳内モルヒネの1つで

ニコチンでも脳内に多量に放出される物質です

 

麻薬患者が麻薬から離脱できない

喫煙者がなかなかタバコを止められないのと

同様の中毒がゲームにもあります

 

ゲーム依存が拡大してきたのは

保護者の側に テレビやビデオの長い時間

見続けることには警戒心がありますが

ゲームに対しては比較的警戒心がなかったのかもしれません

 

ゲームを始めた年齢が低いほど危険

小学校に上がるまでにゲームを始めた子は24%

小学校1,2年にゲームを始めた子は45%

 

深刻な依存症が見られるケースでは小学校に上がる前に

ゲームを始めた子が多い傾向が見られます

 

ゲームを早く始めた子に強く見られる傾向として

「あまり考えずに、危険なことをしてしまうことがある」

「何事にも気力がなく、興味ややる気がわかない」

「注意が散りやすく、よそ見や忘れ物、ミスが多い」

「友だちとケンカしたり、絶交したりが激しい」

 

就学前という人生早期の 脳の最も重要な形成期に

ゲームや刺激の強いメディアに容易に触れることは

後になって思ってもみなかった災いを引き起こしかねないのです