【薬を勧めない薬剤師の健康情報】

 

「寒」を取り除く

 

冷え症は東洋医学では

「実寒」と「虚寒」の2つのタイプに分かれます

「実寒」

 体力はあるが 生活習慣などにより体内に「寒」がたまって起こる冷え症

「虚寒」

 生まれつき体力がなく、体を温められないで起こる冷え症

 実寒から虚寒に移動した冷え症

  (生活習慣によりどんどん「寒」を体内にため込んでしまって起こる)

 

冷え症でない方でも 寒いところにいたり 

冷たい物をたくさん食べてりすると 一時的に実寒になります

 

生まれつきの虚寒

寒い季節には薄着は厳禁です

首もとと肩甲骨の間はしっかり寒さから守りましょう

足元はハイソックス さらにレッグウォーマーで温めます

 

実寒

 体を冷やす習慣をやめます

 (冷たい物を食べる 薄着 冷房のかけ過ぎなど)

 

冷え症の改善目的で半身浴をすると

虚寒の人はさらに冷えが悪化することがあります

入浴は春夏40℃ 秋冬41~42℃程度で

あまり汗をかかないことです

 

冷房病の場合は

湯船の温度を40~41℃に設定し

一時的にじっわと汗をかきましょう

暑い外気に触れ ウォーキングなどの軽い運動をし

汗をかくことで冷房病の症状を軽減することができます