そーね。

 

きっと自己満足なんよね。

 

でもさ・・・。

汚れたまんまで知らんぷりはしてられない・・・なんだよな。

 

 

胃管が入っているっちゅーに、

管から流れ出る以上に口からも吐き出す次第。

 

出血混じりのどす黒い液体を口元から垂れ流し・・・。

その口元を手で拭うのか手にも

顔や髪やそこら中にベットリとへばり付いたままの状態でいる。

 

その患者を目の前に・・・。

居ても経っても居られなくなった。

 

きっと、

キレイにしてもまた吐き出すことは想定内。

 

それでも何もしないでいるだなんてこと出来なかったんだ。

 

 

だから。

シャンプーしてドライヤーかけて

手も洗って爪を切って

顔も拭いて髭を剃って

いろんな管の固定テープをキレイさっぱり貼り替えて・・・。

 

あたし一人じゃ時間がかかって本人に負担が行くだろうから、

何人かのスタッフで寄って集って

それなりに磨き上げた。

 

 

もしかしたら・・・。

本人にとっちゃー

そんなこともうどうでもいい・・・って思っているかもしれないんだ。

それほどに状態がシビアだったから。

 

でも。

「ごめんね」「しんどいよね」「疲れちゃうね」「辛いね」って、

声をかけりゃー

大丈夫って頷いて答えてくれるんだ。

 

答えさせるのも忍びない・・・状況なのに。

 

なんかさ・・・。

こっちがありがとうなのだ。

 

 

あたしには、何ができるんだろうクローバー