学生実習担当のあたしは、まず・・・、

egg*さん達が受け持つ患者さんの候補をあげる。


その患者さんの疾患や病状や性格を考慮しながら、

そして実習期間中 入院していてくれるであろうことを念頭に。


あからさまに病状が悪化していく患者さんや、

明らかに退院の目処がもうすぐな患者さんや、

学生さんをお手伝いさんのように顎で使いそうな患者さんや、

そのご家族にあーでもないこーでもないと注意をされそうな患者さんは、

選択外になるでしょお1



そして・・・。


患者さん本人とそのご家族に事前に打診をしとくわけ。


慎重に言葉を選び、

快く引き受けてもらえるように。


そのことで治療や看護に不利益が及ばないってことを伝えながら。





とある患者さんのご家族。


「私が以前入院した時に、学生さんに付いてもらったことがあるんです。

その時、すごく不安になったし恥ずかしい思いもしたので・・・。」

と、やんわりと断られまちた。


そっか。

もちろん、強制はできないので仕方ないっす。


他をあたるまでのことウンウン



ただね、ちょいと悲しくもなるわけ。



真摯に向き合っていたはずだろうに、

そういう思いで受け取られてた行動があったんだってこと。





国家試験に合格したら、即ナースとして仕事する。


そこでは、

1年目だろうが中堅どころだろうが関係なく ナースなわけよ。


学生であるうちに学べることを実践の場で活かすためには、

臨地実習での経験は大きな財産。


志しを持って挑んでいる若者たちに、

大きな愛で手を差し伸べておくれと願わずにいられない。




治療・療養している貴重な命の時間を患者さんは提供してくれているんだってこと、

一番に学生達に伝えていかなきゃなって考える。



それがあたしにできること花