3年目
上からごちゃごちゃ言われてる。
何があったんだかわからなかったから、当たり障りなく見守っていた。
一緒に働くメンバーから休憩時間に聞いた話だと、
検査・緊急入院・不穏患者・抗がん剤治療・介護度の高い患者持ち・・・と、
その日の勤務がぎゅうぎゅう詰めにイベント盛りだくさんだったらしい。
3年目。
これだけの状況下でも
業務をスムーズに進めるための時間管理が必要になる。
手一杯でいる中で、
誰にどこまで何を依頼するかを考えて 予測を付けて行動するってこと。
が・・・。
午前中にやらにゃならんことが 午前中におわらせることが出来なくなり、
挙句の果てには不穏患者が転倒騒動を起こす事態。
いっぱいいっぱいでいる状況の3年目に追い打ちをかけるように、
治療のためにDrがその日挿入したルートさえも
X-P確認している最中に抑制はずした不穏患者に抜かれる始末。
そんなこんなでDrからもお叱りを受ける次第。
こんな日もあるよ・・・。
「あたしがDrの介助につくから。」って伝えたら、
涙目でうなだれた3年目
上から頭ごなしに言われすぎてて、
自分の許容範囲を超えていても、
誰かに助けを求めることさえできなくなっていたんだね。
理解度も到達度も人それぞれ。
同期より後れを取ってることは、その人なりに考えてるだろうから、
周りにとやかく言われなくても本人が一番に自覚していること。
甘えてるんじゃないってとこ、見せつけていこーぜ
まだまだこっから