最近、映画を観に行ってないなぁ・・・。
って、ことで借りてきた。
1989年、地方都市にある さざなみ市民病院に赴任してきた
外科医の当麻鉄彦は、
保身のための無責任な手術や患者のたらいまわしを繰り返すその病院で、
次々と困難なオペに取り組み、
患者を第一に考えた処置で淡々と手術をこなしていく。
そんな当麻の姿勢が、
大学病院や医療事故への恐れから停滞していた病院を
少しずつ変えていく。
しかしそんな中、
病に倒れた市長のために、違法となっている肝臓移植手術を
施すべきか否かの選択を迫られ……。
オペ室の直接介助に就くNsの視点で 物語に感情移入。
夏川結衣演じるそのNsは、生前 看護師を天職と語っていた。
そう思えるようになったきっかけは、主人公の外科医 当麻の存在。
正確かつ鮮やかな手際で淡々と対応する当麻。
患者のことだけを考えて行動する当麻の姿勢は、
他の医師達の反発を招く一方、
慣例でがんじがらめになった病院に風穴を開けていく。
そんな彼の情熱に打たれ、
仕事に対する やる気とプライドを取り戻していった
Nsの様子も描かれてる。
一人息子を一人で育てながら、
日記に 日々の仕事に対する愚痴や泣き言を綴っていた序盤。
子どもとの関係にしても 暗く淋しい毎日が感じとれた。
それが、
仕事に対して前向きで向上心を持つようになってゆく後半。
母親にエネルギーが充填されて笑顔が増え、
それが子どもとの関係にも影響してくる。
だって、息子くん 楽しそーだもの。
子どもってさ、
親のことよく見ているものよね。
何にもわかっていない だなんて思っているのは親の方ばかりで。
だから、忙しくても 疲れていても、
イキイキしているお母さんでいたいと思うんだ