高齢化社会。
自宅で一人暮らしをしていた方は、すさまじい。
今までおうちで生活していたのが不思議なくらい。
と、感嘆してまうほどの 独居生活を送っていた高齢者がいっぱいいる。
さて、お風呂に入ったのは何年前?
その爪は何時から切っていないの?
いままで火事も起こさず よくぞご無事で。
で、
食事の支度は・・・あなた一人で?
トイレの始末も・・・あなた一人で?
誰かの手助けがないと生活できなかったのでは・・・?
と目を疑うような状況が しばしば。
まあ、よくぞ今日まで。
ある意味、サバイバルのよーだもの。
入院していた方が、幸せな毎日かも・・と、感じずにはいられまい。
ココにいれば、食べるもの食べて 身奇麗にもなるし さ・・・。
何よりも、
誰かと一緒に過ごすことができる
でね、
入院治療で病状が改善され 退院の目処が立ってくる、
と・・・そこから先が進まない。
何故かって
それは、帰る場所が無くなってしまうから。
どう考えたって このまま一人暮らしは無理だろう。
家族の介護の協力が得られない患者さんは、やっぱり施設入所。
で だ
重要な役割を担う『医療ソーシャルワーカー』のお出まし。
「病気やけががもとでおこった患者や家族の
経済的、社会的、心理的な心配事や不安等の問題について相談を受け、
問題解決を図り、患者や家族が安心して治療を受けられるよう
支援を行う社会福祉の専門職のこと。」
経済的な問題もあって、入院当初から係わるケースも多いんだよね
あたし、福祉や保険に関しての知識が疎いからさ、
何にも知らないで損していることいっぱいある。
けど、専門職の人は そういうことに長けていて、
豊富な知識から各々にあった最良の選択を伝授してくれる。
これって大事だよね
もっと こういうこと、
在宅にいる人達にとっても困らない体制になってくれると
ありがたいと思うんだけどな・・・。
だって、
体調悪くしてからでないと、一歩が進まないんだもの。
まざまざと感じずにはいられないのよ・・・