暇な午後、

映画でもレンタルしようかと立ち寄ったTSUTAYA


で、気になっていた映画 発見グッド!





ゆったりとした時が流れる沖縄の小島で、

雑貨店を営みながら

愛犬・カフーと暮らす不器用で地味な青年・明青のもとに、

ある日1通の手紙が届く。

「私をあなたのお嫁さんにして下さい」と書かれた 

幸と名乗る女性からだった。

それは昔、

明青が縁結びの神社で絵馬に書いたメッセージへの返事だった……。


やがて一人の美しい女性・幸が訪ねてくる。

そして何の説明もなく、明青の家に住み付いてしまう彼女だったが、

彼女のことを“カフー”(=良い知らせ)として受け入れ、

明青は幸と共に暮らし始める。




カフーとは・・・。


沖縄の古いコトバ。
かっこ良い知らせかっこ
かっこしあわせ かっこ

かっこ果報かっこという意味。




沖縄の離島を舞台にしたこのストーリーは、

島の人たちも、その方言も、

海や木も、島の色も・・・、

素朴で温かで優しくて 心地イイ。


喧騒とした街中に流れる空気とは違う、

穏やかな時間が流れてゆく。




悲しい記憶から解放されていない明青。


「1・2・3」と数えて辛い気持ちを我慢する。


いつも そう。


「おかしくもないのにそんなして笑うの。
 怒ってる時も 泣きたい時も。」




幸の存在が明青の中で大きくなった時、

別れが訪れる。


それは、お互いがお互いのことを想ってのこと。



物語の終盤、

いつも感情をあらわにしない明青が、

感情をむき出しにして、友人に殴りかかるシーンがある。



きっと・・・ やっと、

自分の心に素直になれたんだ。

幸の存在で・・・。





「幸せって何?って聞いた時、

 『みんなが幸せなことかな・・』とあなたは言いました。

 自分のことはさておいて。


 あなたに会うまでの私は、何とか幸せをつかもうと必死でもがいて

 それでもちっとも幸せじゃなかった。
 あなたに出会って、何でもない日々を送って、

 お腹いっぱいご飯を食べて、笑顔のまま眠って、

 また誰かを愛おしいと思うなんて、

 あなたという優しさに出会えて私は変わりました。


 今なら私はこう思います。
 あなたが幸せなら私は幸せです。


 どうかあなたが幸せでありますように。」




あなたがうれしいと、あたしもうれしい。


あなたが楽しいと、あたしも楽しい。


あなたの笑顔が何よりだから・・・ちゅう~



カフー、アラシミソーリ花