もうね・・・、
予告映像を見ているだけで、涙がこぼれる
奈緒と、継美。
親子のフリをして・・・。
東京方面への列車に乗り、
逃げている身なのに、継美ったら・・・無邪気
「みんなが私のこと忘れる・・まで?」
そう。だから・・そう。
「ほとぼりが冷めるまでおとなしくしてて」
置き引きに合い、荷物の中からお金を奪われても、
警察に届けることもできず。
今更、後戻りできるはずもなく・・・。
行くあてのない2人が向かった先は、ママの家。
奈緒が5~7歳まで過ごしていた児童養護施設。
そこなら「大丈夫」
テレビのニュースでは、安否を気遣う母親の姿を映す。
が、継美は・・・。
「間違ってる。今の人、違ってるよ。
怜南ちゃんのママは祈ってない。
怜南ちゃんの帰りを祈ってないよ。」と。
愛されていないということを・・・、感じながら過ごしていたんだ。
母親に捨てられないようにと、生活していたんだ。
養護施設『桃の家』のモモコさんは、
認知症で施設に入る予定。
この場所で暮らすことはできないから逃げようとする奈緒に、
継美は・・・。
「私も置いてって。
大丈夫だからココに来たんでしょ。
大丈夫。先生、我慢しなくていいよ。」とやさしく声をかけるの。
どうしたら良かったのか・・・。
・・・大丈夫って言ったはずなのに。
そんな奈緒にモモコさんは、
「奈緒ちゃんが桃の家に来たときお菓子我慢したでしょ?
テレビ我慢したでしょ?
ほんとのお母さん我慢したでしょ?どうしてだった?」と。
奈緒は思い出す・・・。
「一度捨てられたから・・・
また、もう一度捨てられるのが怖いから・・・」
そう。
わかっていなかった・・・継美の想い
「モモコさんのおかげで、お母さんになれたよ」
次回予告・・・泣けてくる