今、まさに
虐待死事件が多くニュースで流れている。
見聞きするたんび、
その悲惨な境遇に、目を背けたくなる。
そんな題材を扱ったドラマが始まった。
母親とその恋人から虐待を受ける小学1年生の怜南と、
不本意ながら小学校の教諭に就く奈緒。
怜南は、虐待を受けながらも生きる術を模索し、
好きなものを書き留めたノートを読みながら、
自分を守って生きている。
好きなことを考える。
そうすれば、嫌なことは考えなくて済むから。
夜遅く、ポストを覗く怜南。
後半になって その行動の意図がわかるんだけど・・・。
涙ナシには語れない
奈緒は、怜南が忘れていった『好きなものノート』を返しに
訪れた家のゴミ置き場。
そこに捨てられたゴミ袋の中に、怜南が・・・。
行きたい場所を問う奈緒に怜南は、
「赤ちゃんポストに・・行きたいです。」って。
「7歳でも入れるかなぁ・・・。」って。
もう・・・、
涙が、ぶわ~~って止まらないよ。
こんな想いで日々を過ごしていたんだ。
こんなにも必死に・・・。
「あなたは捨てられたんじゃない。あなたが捨てるの。」
怜南はツグミとして生き、奈緒は母になる。
この方法は、間違っているかもしれない。
それでも、2人で生きていくことを決断した。
胸が締め付けられ、苦しいほどに痛々しい。
その微笑みを、見届ける