レンタルで「きみの友だち」観賞。
20歳の主人公 恵美は、フリースクールで子供たちに絵を教えている。
そこへ取材に訪れた駆け出しのジャーナリスト中原は、
恵美の「友だち」についての話を聞くことになる。
交通事故の後遺症がきっかけで、まわりに壁を作って生きてきた恵美。
幼い頃から体が弱く、学校を休みがちなおっとりした由香。
クラスで浮いてしまいがちな二人は、
ある日を境にかけがえのない絆を深めていく。
そんな二人を取りまくのは、
彼氏が出来たばかりの親友から相手にされない同学年のハナ、
恵美の弟ブンのクラスメート三好君、
恋心を抱く琴乃に振り向いてもらえない佐藤先輩…。
それぞれが迷いながらも毎日を過ごしていく中、
由香の体調は日に日に悪化していく─。
心に響くものがあり、
あたしにとって大切な一冊になった本が原作。
そのストーリーが映像化された。
学生時代、
学校という狭い空間が その頃の全てだった。
友だちは、
かけがえのない存在であり、
心の支えであり、
いることが当たり前で、
『みんな』の中で学校生活が送れることが
普通といわれていた。
『みんな』という一くくりで、
『思い出』を作り、学生生活を送る。
その『みんな』は、誰だったのか・・・。
その『思い出』は、何だったのか・・・。
「みんななんて信じない・・・本当に大切な人さえいればいい」
と、主人公は言う。
孤独な自分。
劣等感を抱えた自分。
無理している自分。
思春期特有の複雑な感情を、
物語の登場人物を通して、重ね合わせる・・・。
はぁ~~~
あたしの表現力の無さから、
このストーリーの良さが伝えきれない もどかしさ
原作本は、
もうちょっとていねいに
それぞれの心情が描かれているんだけどね。
ま、とにかく読んでほしい一冊なのよ。
映像から入ってもいいんだけど・・・、
やっぱり、読んでほしい。
と一緒に観たんだが、
・・・あたしだけ号泣って