初めて映画の試写に当たった。
で、「誰も守ってくれない」試写会で鑑賞
殺人事件を犯した容疑者が逮捕され、
その容疑者の家族がマスコミや世間から注目を浴びることとなる。
容疑者の妹、中学生の佐織と、
彼女を保護する刑事を中心に物語がすすむ。
ある意味、加害者家族の悲劇。
事件が凶悪であるほど、世間は容疑者だけでなく、
環境や境遇、その家族に注目する。
それをあおるようにネット社会では、
情報が氾濫していく。
容疑者家族が自宅から場所を移動した後、
マスコミの人が、群集に言った
「この家族の写真、買いますよ~」
・・・、もう周りみんなが敵になる。
注目の的になった妹が、
人目にさらされ、執拗に追いかけられていく。
刑事自身もトラウマを抱え、
過去・現在の事件に向き合い、
家族のことを考え沙織を守っていく。
「人を守るということは、その人の痛みを理解すること」
悲劇を受け入れ、希望を見出す