愛の実践7か条について
もう少し深掘りしてお話していきます。
『愛の実践7か条』の一つ目は
『認めてあげる』でしたね
では子どものことを
『認めてあげる』って
何をどうすることでしょう
『認める』には
・目にとめる
・気づく
・判断する
などの意味がありますが
これではちょっと浅いですね。
『才能を認める』のように
・評価する
という意味もありますが
『愛の実践』には結びつきにくいです。
『愛情をもって認める』には
・受け入れること
この意味が、ピッタリきます
でも 正しいことや良いことを受け入れるのは簡単ですが
間違ったことや良くないことも
受け入れることができているでしょうか
これが、なかなか 難しいところなんです。
もちろん 良くないことを
「それでいいよ〜」
と認めるわけではありません。
行為に問題があるときには
それなりに対応して
正しい方向に修正してあげることも必要です
気をつけたいのは
『罪を憎んで人を憎まず』
と言われるように
良くない行為は否定しても
それを引き起こした子どものことは
ちゃんと受け入れてあげること
一番「しまった!」と思っているのは
子ども本人なんですから
子どもにとって
『最高の認め方』は
それをちゃんと
子どもに伝わるように示すことです。
思っているだけでは伝わりません
言葉で
スキンシップで
態度で
ちゃんと伝えてあげることが大切です。
それが伝われば
・悪かった
・失敗した
・できなかった
・ダメだった
と感じたところから
「でもがんばろう!」
という力が湧いてくるんですね
私が担任した子や我が子を
厳しく叱った時
よく、こんなふうに話していました。
するとみんな
素直な目をして
うなずくんですね
これを繰り返すことで
安心してがんばることができ
子どもに底力がついていくんです