何十本、何百本もの桜並木よりも、一本桜が好きなんです。
何となく、凛として立つ古武士を思わせるからです。
14日(日)
大町市内の私がお気に入りの一本桜、四本の内の一本。
家のすぐ近くの保育園の一本桜。
三日前まで殆ど咲く様子が無かったのに夏日が続き、あっという間に満開。
爺ヶ岳と鹿島槍が望めます。
日曜日なので、園児はいません。
どっしりと立っています。
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同日。
高根町のエドヒガン。
樹齢三百年です。
地元の婦人会の皆さんが大事に手入れをしています。
すぐそばに珍しい色絵付きの道祖神があります。
毎年夏に塗り直されます。
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須沼の一本桜。
月刊誌『サライ』2018年4月号:特集「一期一会の桜旅」の見開き頁に載りました。
樹齢70年程、地元では“田打ち桜”と呼ばれ、農作業を進める目安となる桜。
その雑誌を見て、鳥取から車で来たご夫婦と以前お会いました。
15日(月)
西に餓鬼岳。
北に爺ヶ岳・鹿島槍・五竜を望みます。
樹下に小さな祠があります。
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同日
常盤柿ノ木の枝垂桜。
かなり濃いピンク色です。
三番目の須沼の一本桜は雑誌に出てしまったため、
あちこち他県から車で訪れる方が大勢いいますが、
他の三本は、静かです。
毎年、この四本の一本桜を見るのが楽しみです。