接着した胴は、
気温湿度が安定している日陰(設計室のCADサーバー近く☆☆.)で追乾燥させて、割れ剥がれなどの不具合が無い事を確認してから外側を削る様にしています。

最初は外面の粗削り、#60の木工ディスクをセットしたハンドグラインダーで、ある程度まで形を整えます。


 

正面のアーチ状の六角から中央で六角となり、一段絞られてから花窓手前で円柱に変化する様に削ります。


サウンドスコープとハンマーで打音検査しなからの削りなので各面の厚みは一定には成りませんが、治具でチェックしながら6面が近い形状に成る様には調整します。

 



この削り工程が木部の小さなクラックや内部の空洞から
接着不良まで胴本体形状の最終チェックも兼ねてます。
最後に空研ペーパーで仕上げます。



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