多寶山本興寺[佐渡国] | 旧日蓮本門宗・富士門流(日興門流)寺院訪問録

旧日蓮本門宗・富士門流(日興門流)寺院訪問録

旧本門宗の檀信徒です。
基本的に富士門流の寺院等を訪問してます。
研究の為、他門も訪問してます。

■本堂

■七面堂
■寺院紹介

山号:多寶山

寺号:本興寺

通称:

宗派:日蓮宗(興統法縁会)

寺格:末寺(北山本門寺末)

本尊:曼荼羅

創建年:永承三年

創建西暦:1505年

開基:本興院日儀師

開山:本興院日儀師

■訪問録

本興院日儀師により開山。

安政五年に大火により全山消失し慶応元年に本堂復興したが明治維新の廃仏毀釈で廃寺となるが大正十三年に再興される。

佐渡は廃仏毀釈が非常に激しかった地である。明治初期は539箇寺あったが、80箇寺まで減った。

全盛期の15%となったと言われている。その後、徐々に復興したが、佐渡金山衰退後は、無住寺院や荒れ寺が相川は多い。

佐渡は元々富士門流だったが、阿仏房妙宣寺系が転派した為、

古刹は北山本門寺末の世尊寺、本光寺、本興寺と京都要法寺末の本典寺の四箇寺だけである。