2015/06/13-14 烏山色キハ40のプッシュプル「風っこ日光号」 | マターリ日光線ヽ(´ー`)ノ

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JR日光線・東武日光線・鬼怒川線とその近辺の画像とか。
動画も公開してます。
http://www.youtube.com/user/mataaari25


日光線[今市]-[日光]間の勾配を登る「風っこ日光号」です。6月13日撮影。
梅雨入りし成長著しい草木で辺りは一面緑色。
そんな風景の中を、烏山線のキハ40でサンドした風っこが走り抜けました。

トロッコ風のディーゼル列車「びゅうコースター風っこ」が日光線で運行されるのは、
2014年2月・6月に引き続き3回目。
今回は烏山線で活躍するキハ40が先頭に立ち往復です。


・2014/2/22-23 快速「風っこストーブ日光号」
http://ameblo.jp/nikko-utsunomiya/entry-11779945865.html

・2014/6/14-15 梅雨の晴れ間を走る快速「風っこ日光号」
http://ameblo.jp/nikko-utsunomiya/entry-11878669055.html


運行初日の6月13日は乗車せず沿線へ撮影に出向きました。



「風っこ日光号」が運行された同日には、
高崎から両毛線を経由して日光へ向かう快速、
「リゾートやまどり日光」も運行されました。



日光線[下野大沢駅]に停車する「風っこ日光1号」です。
下野大沢駅では20分以上の停車時間、
臨時・イベント列車とはいえ、快速が普通に追い越される珍しい?光景です。



「風っこ日光号」は1時間40分あまりをかけ宇都宮から日光へ到着。
復路へ出発するまで留置線に移動し、
先に到着していた「リゾートやまどり」と並びます。



時刻は13時前、
普段なら集約臨が到着する時刻にEF65 1102が姿を表しました。
恐らく訓練での運行と思われますが、何とも嬉しいサプライズゲストでした。



日光駅の1番ホームに機関車が停車するのは何気にレアかも。
毎年のハンドル訓練や霜取りでの運行は2番線発着ですので。



復路に向かうため、留置線からホームに向けて移動です。



「風っこ日光号」のヘッドマーク、カッコ良いですよね。



「風っこ日光2号」は日光を出発し宇都宮へ向かいます。
日光宇都宮道路の日光口パーキングエリア内から撮影。


地元駅にディーゼル車がガラガラと音を立て停車している光景…何とも違和感(;´∀`)




風っこ日光2号も下野大沢駅で20分を超える停車時間。
上りの普通列車に追い越される事に。

乗客にとっては丁度良い記念撮影タイム。
駅員さんや係員さんの帽子を子供たちへ貸し出すサービスもw



曇天になってしまいましたが、紫陽花と「風っ子日光2号」です。



「風っこ日光号」運行2日目は乗車するために宇都宮駅へ。
宇都宮運転所には、昨日日光駅を訪れたEF65 1102の姿が。

3回めの運行となる「風っこ日光号」。
昨年2014年6月に運行された時より、さらにノンビリとしたペース。

・風っこ日光1号(2015年6月)
宇都宮9:00発→鹿沼9:29発→下野大沢10:20発→日光10:43着

宇都宮から日光への所要時間は1時間43分。
普通列車のおおよそ倍の時間をかけて走ります。




何故か先発・次発とも快速「風っこ日光1号」表示でした(;´∀`)




いざ「風っこ日光1号」へ乗車。
7番線には先に到着していた「リゾートやまどり日光」が停車しており、
肩を並べる一幕も。




宇都宮駅5番ホームでは「とちまるくん」が乗車誘導ですw
6月13日の見送りは、
宇都宮のゆるキャラ「ミヤリー」ちゃんだったとか。



「風っこ日光1号」は9時ちょうどに宇都宮駅を出発。
多くの方々に見送られます。



沿線の各所には横断幕が掲げられ、手を振り振られつつ。



下野大沢駅へ向かう頃には、後発の普通列車に追い付かれ。



お先へどうぞ~。




「びゅーコースター風っこ」の車内はこんな感じです。
窓ガラスがはめ込み式に改造され、ストーブを設置。
木のぬくもり溢れるベンチシートなどなど。

夏季にはこの通りオープンエアーとなります。

…硬いシートは足腰が痛くなるので、
長い停車時間の際は散歩へ出かけたくなる仕様ですw



日光線随一の撮影地、通称「今市ストレート」を通過。
今回は機関車けん引で無かったためか注目度が低く、
前回・前々回と比べると撮影者の姿も少なめでした。



唸るディーゼルエンジン…排気臭もそれに比例して強くなり(;´∀`)
25パーミルの勾配を登り切ると日光駅です。



先に日光駅へ到着していた「リゾートやまどり」を車内から撮影です。



日光駅へ到着した「風っこ日光1号」、
乗客は思い思いの日光観光へ出向いたのかな?

昼飯を食べるため日光街道を宇都宮方面へ5分ほど歩きます。




杉並木沿いの民家に店を構える「いろは食堂」さん。
正統派?和風中華のラーメン屋さんです。

世界的観光地である日光ですが、
何処の街にでもありそうな、ごくごく普通のラーメン屋さん。
ホッと安心できる雰囲気と味のお店です。








この日は185系の集約臨(修学旅行列車)が訪れ、
「リゾートやまどり」「風っこ日光号」と共演。

こんなに賑わう日光駅、というのも随分と久しぶりの事でしょうなぁ。




日光駅に到着した修学旅行列車から小学生が下車、
バスのりばへ向かうため、ながーい列をを成して移動していきます。
いろは坂を登り、華厳の滝などを見て回るのだとか。

団体専用列車としての修学旅行列車、
日光への修学旅行列車の歴史は1949年(昭和24年)まで遡るそうです。

165系の派生として修学旅行列車向けに製造された167系が、
「かながわ」のヘッドマークを付け往復していたのもその昔。

少子化で訪れる小学生は減っているのでしょうが、
数十年続いているお馴染みの光景なのでしょうね。



復路となる「風っこ日光2号」は14時ちょうどに日光駅を出発。



車内で配布されたパンフレットや記念品の中に、
車掌区による手作り特製缶バッジが。
右は1号、左は2号での配布でした。



下野大沢駅を発車。
「また来てね!」の横断幕が掲げられお見送り。




画像だと伝わらないのですが、
お馴染みの車窓も、ガラス1枚無いだけで楽しさが随分違います。


「風っこ日光2号」は宇都宮駅へ到着。
記念撮影をし、回送を見送る人々も多く。



宇都宮運転所へ入庫した「風っこ日光号」。
烏山色キハ40からヘッドマークが外され、普段通りの姿へ。

観光地へ向かう路線とはいえ、
特別な絶景がある訳でもなく、案外普通な車窓だったりするJR日光線。

そんな日常の風景を、
風を感じながらノンビリ眺める1時間40分。
沿線にお住まいの方々にも結構オススメです。


8月29・30日には烏山線で「風っこ烏山号」が運行されますな。
今年は昼間の2往復に加え、
夕方から夜に運行される「風っこ烏山・夕涼み号」も走ります。

・下り
宇都宮18:15発 → 宝積寺18:32発 → 烏山19:15着
・上り
烏山19:29発 → 宝積寺20:22発 → 宇都宮20:38着

※「夕涼み号」は8/29日のみ運行。