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かんくら88

■あるきへんろにちょうせんの巻/ 四国遍路編 *小豆島遍路編
■くるまへんろにちょうせんの巻/秩父遍路編
■ボランティアできるかなの巻

四時半に目が覚める
そのまま起床
六時朝飯

宿の朝飯食べるの久しぶり
なのでチョーゆっくり食べる
うまい
つか
この宿は飯が1番うまい
キジナベとか出た
昨日、肉じゃがの事を考えてたら肉じゃがもデタ

福島のおじさん途中から来てごはん
飲んでないとおとなしい
福島のおじさんは打ち戻り連泊
ヲレも打ち戻りだけどもう一件泊まりたい宿があったので900メートル先の宿

明日は久百々と同じく
お遍路宿でどうしても泊まりたい長珍屋に早々に予約
福島のおじさんと一緒だ
女将さんが雨だから遍路道行くなと言う
ちょっとホッとしている自分
嫌になる

七時出発
だるくてあまり進まない
またまた長い上りと長い下りを繰り返す
何度も言うけど苦手
でも今日は20キロ
なのでぬるいかんじで歩く

ながーい上り坂を
ダラダラ歩いてたら
人発見
手をあげてる
沖縄の男の子だ
足摺岬の時は元気のいいねーさんに会えたし
こういう事があるから面白い

昨日は峠で道に迷いパニックになったとの事
今日は30キロ先かうまくいけば40キロ歩いて松山のネカフェまで行くとの事
今日も峠があるから気をつけてと言い情報交換し別れる
ヲレは道後で二泊する予定なので
本当にもう会うことはないだろう
無事に結願してほしい

国民宿舎前の遍路小屋で休憩
野宿の二人に会う
お題は遍路で句を読んでる

缶ジュース 飲んで 道路に仁王立ち

なんの事だかさっばりわからん

一人のベテラン遍路に
最近、遍路道でハブに若い子が噛まれて救急車で運ばれたから気をつけるよう言われる
うー
出来たら聞きたくない話題

国道に岩本寺☞の看板
着いたと思ったら
700メートル 20分
て書いてある
嘘だーと思い歩く

本当だった

階段、坂道、階段
細い道で落石注意たくさん書いてある
と思ったら
ヲレの3メートルくらい前に
落木してきた
手すりぺっちゃんこ
あぶねー

とにかく
無事に寺に着く

45番 岩本寺
今日もどこかのちびっ子達が泊まるよう
にぎやか
本当に岩に囲まれている
岩に登れる
梯子を途中まで登るが降りれなくなると困るので降りる
なんていろいろしてたら
福島のおじさん来た
第一声は
ビ、ビール飲めるとこあるか
だった

国民宿舎にファミリーレストランて書いてありました
と言うと喜んだ

国民宿舎には温泉があるのでヲレも帰りに寄るつもり

またダラダラ歩き国民宿舎まで来たら
食堂から福島のおじさんが玄関に飛んで来た
やーゃー 昼飯ご馳走するからこっちおいでよ
と言う
もう出来上がってるからご機嫌だ
ヲレは女将さんから昼飯用に揚げたて特大コロッケを2つお接待してもらってたので大丈夫と言った
明日は長珍屋で一緒だから明日、地図見て勉強会しようという事になり
ヲレは風呂へ

岩風呂
貸し切る
泳ぐ
平泳ぎ

出てジョージアで一服
ジョージアの新商品
ヲレ知らなかった
ヲレも一句

コレうまい缶コーヒーじゃ ないみたい

野宿の遍路と同点だな


ダラダラ出発
晴れて来た
暑い

宿に四時半に到着
風呂入った時間とお寺にいた時間を抜かしても20キロに8時間
時速2.5キロ
ダラダラ歩くといつもより疲れる

夜飯を食べていたら
隣の席に八王子から車できた
県ごとの区切り打ちをしている老夫婦が来た
三ヶ月に一回
四季ごとなのでとてもいいプランだと思った

おじいさんはヲレは会った事はないけど家の仏壇の写真の死んだじいさんにそっくり
ニコニコして話しをする
おばあさんもニコニコして話を聞いてくれる
なんだか落ち着く

頭にくる事があったらありがとうございますと思いなさい
結願できると決めたら必ず出来るから

と言っていた

ちなみにおじいさんは俳句をやっている





チョーすごいいい歌なのに
長すぎて忘れちゃった