シカゴ嫌いの<弘>であるが、<バカ息子>は兎にも角にもシカゴ・ユニオンステーションに降り立ち、混雑する構内を思いスーツケースを引きずりながら、タクシー乗り場に急ぐ<バカ息子>であった。タクシーで向かう先は90年前の朝、シカゴ入りした<弘>がニューヨーク行きの列車が出る夕方まで休憩をした「コングレスホテル」である。シカゴに1泊しようと決めたのは、このホテルが予約できたことが大きい。<弘>は、<シカゴ第一のホテル>と書き、1970年代に改装したときには、ニクソン大統領を迎えて記念式が開かれたという。ただ気になるのは、予約したサイトで口コミを確認すると必ずしも評判は良くないことで、<シカゴ第一のホテル>という評価は過去のものらしい。果たしてタクシーで到着してみると、ホテルの前で数十人がデモをやっている。後で分かったことだが、このホテルの労働組合であるという。一流ホテルはその労働組合がホテル前でデモをやったりはしないだろう。賃金体系に問題があるに違いない。
ホテルに入ってみると、ロビーはそれなりに雰囲気がある。大理石で贅沢な作りであり、かつての栄光を彷彿させる。
<弘>は<7階の湖側>の部屋をあてがわれているので、<バカ息子>も予約するとき、<湖側>というリクエストを出しておいた。しかし「本日は満室です」というあっけない返事。かなり丁重に書いたつもりだったのだが。仕方なく10階の市内側の部屋へチェックインした。アメリカのホテルにありがちなごく普通の部屋。真ん中にキングサイズのベット。部屋はバスがなく、シャワーのみ。米国入りしてから泊まった中で一番高額なホテルにも関わらず、サービスも含めて内装は一番下。
ああ、<弘>!<バカ息子>もシカゴが嫌いになりそうです!

ホテルに入ってみると、ロビーはそれなりに雰囲気がある。大理石で贅沢な作りであり、かつての栄光を彷彿させる。

<弘>は<7階の湖側>の部屋をあてがわれているので、<バカ息子>も予約するとき、<湖側>というリクエストを出しておいた。しかし「本日は満室です」というあっけない返事。かなり丁重に書いたつもりだったのだが。仕方なく10階の市内側の部屋へチェックインした。アメリカのホテルにありがちなごく普通の部屋。真ん中にキングサイズのベット。部屋はバスがなく、シャワーのみ。米国入りしてから泊まった中で一番高額なホテルにも関わらず、サービスも含めて内装は一番下。
ああ、<弘>!<バカ息子>もシカゴが嫌いになりそうです!

