一日一度ははっかがギャオーと叫び声をあげて 

にっきの追撃を逃れる。(たまにはその逆も。)

たいがいは平和共存のうちに暮らしているのだけれど。

 

 

「おや、なにかしら?」

 

 

「べ~つに~。」

 

 

「そ、ならいいの。わたしは静かなのが好き。」

 

 

「ちっ、ちっ、つまんな~いの。」椅子の脚についてる靴下

みたいなのをかじって遊ぶにっき。

 

 

「きょうはごはんたべようとしたら、きゅうににっきが飛び

こんできてびっくりさせるからとちゅうで逃げたのよ。こまるわ。」

 

 

「だってさ~、はっかちゃん食べるのおそいんだもん。もう、

いらないのかとおもった。」

 

 

お気に入りの爪とぎの穴からのぞくと落ち着き払ってるはっか。

 

 

腹さえくちくなれば眠りこけるにっき。平和共存のコツは

やっぱり好きな場所で思う存分眠ること、かな?